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突然目の前にかくばった手がバン!!と
机を叩いてきた。


驚いて顔をあげると……





「相良さん!」

谷川「げっ!」

相良「オメぇら、どういうことだ?」





どういうこととはどういうことだろう。



大きなフードが付いたパーカーのポケットに
手を突っ込んで、

相良さんは私の隣に腰を降ろした。





谷川「なんでお前がこんなとこ来るんだよ……」

相良「あ? やんのチビ」

「相良さん落ち着いてください。とりあえず何か注文したらどうですか」

相良「コイツが頼んだやつ」

谷川「イチゴパフェ……」





何度も宥めてるのに相良さんは
ずっとイライラしてて、

テーブル越しの谷川さんを
般若よりも恐ろしい顔でガン飛ばし。



まるで蛇に睨まれた谷川さんは
小さくなってプルプル震えてる。


……可哀想に見えてきた。






相良「説明しろよゴラ! テメェAとどういう関係なんだよ!!」

谷川「関係ってほど関係は持ってねーよ!」

「え、酷い谷川さん。信じてたのに」

相良「おいAが傷ついてるじゃねぇか。地面に頭つけて謝れ」

谷川「俺どうすりゃいいんだよ……」


店員「イチゴパフェでございまーす」


相良「……んだよこれ」

「相良さんが頼みましたよ」





相良さんは険しい顔のまま細長いスプーンで
パフェを一口食べると、

さらに眉を寄せて苦々しそうに口を歪めた。





相良「くそ甘ぇ……」

「なんで頼んだんですか。食べないならください」

谷川「太るぞ」

相良「テメェには関係ねぇだろッ!!」

谷川「急すぎ! キレるの急すぎィ!!」

「相良さん落ち着いてください。甘いものでも食べてください」

相良「おぉ……っんぐ、何してんだよ」

「え?」

相良「それ、お前のスプーンだろ……」

「ああ、ごめんなさい。嫌でしたか?」

相良「嫌とかじゃ……ねぇし」

谷川「狂犬が照れてる……」

相良「あ? ゴラお前いつまで座ってんだよとっとと出ていきやがれ」

「ちょっと相良さん。それは谷川さんが可哀想です」

谷川「……」

相良「お、お前はコイツが好きなのか?」

「好きですよそりゃ」






すぐにそう返事をした瞬間、

対面に座る谷川さんが「バカ!!」と叫ぶ。







と、同時に「ブチッ」と何かが切れる音がした。









.







相良さんと谷川さん書いてて楽しいです。

やっぱ小説は楽しみながら書かなきゃですよね(*´-`)


いつも温かいコメントありがとうございます!
とても励みになります!!

、3→←#落ち着いてください。



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めーぷる(プロフ) - 紫雨さん» 了解しました!ありがとうございます!! (2019年1月3日 21時) (レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - めーぷるさん» リクエストありがとうございます!ただ、申し訳ないのですがこのpart3は恐らく今もらってるリクエストでpart4へ移行すると思います!本当に本当に面倒で申し訳ないのですが、移行した際にもう一度リクエストしてもらってもいいですか?申し訳ないです(*_*; (2019年1月3日 21時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
めーぷる(プロフ) - すみません、リクエストです…!色々あって心がボロボロな妹ちゃんを三橋くんが死ぬ気で助けるって話お願いしてもいいですかっ (2019年1月3日 19時) (レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - jr00rtk417hさん» なにか名案があれば教えてください!(笑) ありがとうございます!がんばります(≧∇≦)/ (2019年1月3日 18時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
jr00rtk417h(プロフ) - 確かに…(o_o)そこが問題ですね笑笑いつも楽しみにしてるのでこれからも頑張ってください! (2019年1月3日 16時) (レス) id: 279b567dfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神室紫雨 | 作成日時:2018年12月6日 22時

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