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*M-side





三橋「くっそーなんでこんな日までウニ野郎とデートせねばならんのだ」



男女別れしてから小一時間。


さっそく手持ちぶさたになった俺たちは
ショッピングセンターに設置してあるソファーに座った。



やけに今日は人が多い。


Aの奴、迷子になってねぇよな。





伊藤「そんな文句言うなら付いてこなきゃ良いだろ」

三橋「フン、お前と二人きりになるなんて知ってたら来なかったわ」

伊藤「ったく、我が儘だな……」




やれやれ、と息をつく伊藤。

普通の髪型だとマジでインパクト無ぇ。


コイツこそ迷子になったら終わるぞ。

見分けがつかん。




?「あれー?」

三橋「あ"?!」

伊藤「お前は……」




暖かそうな高級コートを着た男が
呑気に笑いながら手を振ってきた。


髪型は白原富夫スタイル、といったところ。





三橋「テメェ……! なんで千葉に居やがる!!」

伊藤「こっち来んなって言ったよな?」

紅野「もーそんな邪険にならないでよ。
せっかくの再会なのにさ」

伊藤「うるせぇ。俺はお前を許した覚えはねぇぞ」

紅野「許してくれとも言ってないし。
あーあ、じゃぁいっかな」

三橋「……なんだよ」




やけに含みを込めた言い方に思わず聞いてしまうと、
紅野は持っていた紙袋をガサガサと漁る。




そして取り出したのはホッカホカのたい焼き。


かなり分厚くて旨そう。




紅野「すぐそこの所で買ったらめっちゃサービスされちゃってさ。こんな食べれないから、お前らにあげようと思ったんだけど」

伊藤「んなもんッ」

三橋「くれ!!」

伊藤「おい!」

三橋「伊藤の分も食う!!」

紅野「あははチョロ〜」

三橋「はい、僕はチョロ橋って言います!!」

伊藤「お前……たかがたい焼きごときで」

三橋「フン、お坊っちゃまのテメェにはたい焼き一匹の有り難みがわからんのじゃ」






紅野から紙袋を受け取り、さっそく戴くことにする。


ふむ。ほかほかは旨い。




紅野「あーお前らが揃ってるってことは
Aちゃんも来てるの?」

伊藤「来てねぇ」

紅野「え、じゃぁ男二人で大晦日に遊んでんの?
引くわ〜」

三橋「ちげーわいっ!」

紅野「どっちだよ」

三橋「うるせぇとにかく俺と伊藤は仲良くねぇしAはここにはいねぇ!!
さっさと立ち去──」








その時、なんともタイミング悪く、


「三橋さーん」とAたちが現れた。









.

ほんとはねこんな文じゃないの。
保存してたのが消えたの。つら

、4→←、2



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めーぷる(プロフ) - 紫雨さん» 了解しました!ありがとうございます!! (2019年1月3日 21時) (レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - めーぷるさん» リクエストありがとうございます!ただ、申し訳ないのですがこのpart3は恐らく今もらってるリクエストでpart4へ移行すると思います!本当に本当に面倒で申し訳ないのですが、移行した際にもう一度リクエストしてもらってもいいですか?申し訳ないです(*_*; (2019年1月3日 21時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
めーぷる(プロフ) - すみません、リクエストです…!色々あって心がボロボロな妹ちゃんを三橋くんが死ぬ気で助けるって話お願いしてもいいですかっ (2019年1月3日 19時) (レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - jr00rtk417hさん» なにか名案があれば教えてください!(笑) ありがとうございます!がんばります(≧∇≦)/ (2019年1月3日 18時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
jr00rtk417h(プロフ) - 確かに…(o_o)そこが問題ですね笑笑いつも楽しみにしてるのでこれからも頑張ってください! (2019年1月3日 16時) (レス) id: 279b567dfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神室紫雨 | 作成日時:2018年12月6日 22時

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