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*M-side
三橋「くそ!お前ら馬のせいで負けたじゃねぇかよ!」
伊藤「正々堂々と戦おうとしねぇからだろ!
騎馬戦ってのは真っ正面からぶつかるもんだ!!」
赤坂「二人とも。Aちゃんもうすぐなんだから喧嘩しないの」
騎馬戦が終わり、客席に戻ってくると
理子が手招きしてきた。
席はどこに座ってもいいのでとりあえず隣に座る。
伊藤「借り人競争か」
赤坂「そうよ。三ちゃん準備しないと」
三橋「ケッ。なんで俺様が準備せんといかんのだ」
赤坂「じゃぁいいの?Aちゃんが他の男子と手を繋いでゴールしても!」
伊藤「だめ。絶対だめ」
三橋「んなもん関係ねぇわ。ま、『金髪イケメン』ってお題を引いたら行ってやらんこともない」
赤坂「もー。素直じゃないんだから……」
そうこうしてる間にピストルが鳴り、
一走目が走り出す。
2、3年の男たちはトラックギリギリまで
出て来て借り人になろうとしていた。
三橋「……なんだあの集団は」
赤坂「ほんとにAちゃん、取られちゃうわよ?」
伊藤「A〜、トゲトゲ頭っての引いてくれ〜」
赤坂「それはないわね」
いよいよAのいる列がスタートする。
いくつかの障害も悠々と乗りこなし、
いよいよお題のカードを取った。
男「おいあの一年めっちゃ可愛くね?!」
男「俺俺! 俺が走る!」
男「おねーさーん! こっち来てー!!」
三橋「…………チッ」
見知らぬ男どもにぎゃんぎゃん鳴かれて
たじたじなA。
仕方ねぇ奴だな。
三橋「おい」
「三橋さん?!」
三橋「しょうがないから狩られてやるよ」
「いやでも……」
俺はまだなにか言おうとするAの手を握って、
ゴールに向かって走り出した。
観客席はなぞの冷やかしで盛り上がってる。
椋木「おーさすが名カップル。見せつけてくれるじゃーん」
三橋「コイツがいつまでたっても動かねぇから出てきてやったんじゃ」
椋木「んーでもさぁ三橋」
三橋「あ?」
椋木「伊藤、失格だわ」
そう言って見せられたお題のカードには、
『白組の女子』。
三橋「なんじゃこりゃァァ?!」
椋木「一つもかすってないじゃん三橋〜」
「あ、ちょっと!破っちゃだめですよ!!」
三橋「うるさーい!テメェもっとまともなやつ引いてこいよ!!」
「無茶ですよ!!」
観客席に戻ったあと、
伊藤と理子に馬鹿にされたのは言うまでもない。
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めーぷる(プロフ) - 紫雨さん» 了解しました！ありがとうございます!! (2019年1月3日 21時) (
レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - めーぷるさん» リクエストありがとうございます！ただ、申し訳ないのですがこのpart3は恐らく今もらってるリクエストでpart4へ移行すると思います！本当に本当に面倒で申し訳ないのですが、移行した際にもう一度リクエストしてもらってもいいですか？申し訳ないです(*_*; (2019年1月3日 21時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
めーぷる(プロフ) - すみません、リクエストです…！色々あって心がボロボロな妹ちゃんを三橋くんが死ぬ気で助けるって話お願いしてもいいですかっ (2019年1月3日 19時) (レス) id: ed137c864e (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - jr00rtk417hさん» なにか名案があれば教えてください！(笑) ありがとうございます！がんばります(≧∇≦)/ (2019年1月3日 18時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
jr00rtk417h(プロフ) - 確かに…(o_o)そこが問題ですね笑笑いつも楽しみにしてるのでこれからも頑張ってください！ (2019年1月3日 16時) (レス) id: 279b567dfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神室紫雨
| 作成日時：2018年12月6日 22時
