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翌日。
まぁそうだよね。
こうなるのね。
全然期待してないし。
むしろ予想通りだし。
「……」
「そんなにスマホを睨んで、どうしたんですか?」
「わ、高階先生!!」
こんにちは、と柔らかく笑って見せる
高階先生は手を後ろに組んで挨拶をしてくれた。
こんにちは、と挨拶を返して
「そんなに睨んでましたか?」と聞いてみる。
「手術中の渡海先生みたいでした」
「……見たことないからわかんないですよ」
「あれ、そうでしたっけ」
わざとらしくとぼける。
なんか恥ずかしいから何か話題は……
と、引き出しを探って、
そういえば、と思い付いた。
参考までに聞いてみようかな。
「高階先生は今日の花火大会行きますか?」
「いやぁ……無理だと思いますよ。
時間があるとき窓から見ようと思います」
「……デスヨネ」
やっぱりお医者さんは忙しいかな。
返信のない彼へのLINEに、
「やっぱ忘れて!」と付け加えて送信する。
「渡海先生に誘われたんですか?」
「まさか、私が誘ったんですよ。
でも忙しそうなので無かったことにしました」
「……渡海先生、行きたかったでしょうね」
「え、そんな花火好きなんですか?」
「ふふ、好きなのはAさんですよ」
……。
「高階先生、キャラ変わりましたね」
「そうですか……それは、いい意味で?」
「解釈の仕方次第です」
「なら褒められたと思います」
その時、先生の胸ポケットの携帯が
音を立てて震えた。
キリッと顔つきがかわり、
素早く私に頭を下げて仕事に戻ってしまう。
その背中をぼんやり眺めて、
やっぱりあの人と会わないのは寂しいな
と、素直に思う。
渡海先生と同じ背中はどこにもない。
あの人はあの人だけだから。
「あー! A先生、こっち来てー!!」
「あれ、まさき君にじゅん君!
廊下走っちゃだめだよ〜!!」
まぁ、忘れよう。
元々期待したなかったのはほんとだ。
あの人はいつもオペしてるような人だし。
私はこの子達と見る花火大会を
満喫しよう。
「……そうだ、写真送ったら喜んでくれるかも」
ちっとも寂しくない。
大丈夫。
だって、忙しい人に甘えるわけにも
いかないし。
.
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サラッと出演する嵐のみんな(笑)
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みーこ(プロフ) - 可愛い、この二人萌える〜 (2018年10月2日 22時) (
レス) id: 84fdbed2f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - くまちゃんさん» ありがとうございます！そう言ってもらえてとてもホッとしております(*^^*) (2018年9月25日 7時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
くまちゃん(プロフ) - ドキドキが止まりませんー！ (2018年9月24日 9時) (レス) id: de2b78e93f (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ひまりさん» ひまりさん！コメントありがとうございます！！なかなか難しそうなんですね……！周りのかたはセンスがよくてちょっと背景変えるのが怖くなってきました(笑)なれてきたら変えてみようと思います！教えてくださり、ありがとうございました！ (2018年8月16日 18時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
紫雨(プロフ) - ミウさん» はじめまして(’-’*)♪コメントありがとうございます！そうなんですよね、悩みに悩んで結局白にしちゃいます笑笑 しっくりくんですよねぇー笑笑 (2018年8月16日 17時) (レス) id: b7016d0be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神室紫雨
| 作成日時：2018年8月4日 11時
