伊藤の妹たちの番外編【今日から俺は！！】

女の子。,1 ページ38

台詞のみの茶番で恐らくオチない←





「うー…」



伊藤「どうしたA」


「今、生理なの。黙ってて」


三橋「女の子ってもっと隠して言うもんじゃないの?
ガールズデーなのっもう、ばか!! とかさ」


伊藤「ごめんA……気づかなかった。
腰辛くないか?」


三橋「これがモテる男……」


「あーもー鬱陶しい……三橋さんの金髪パーマが無性にイライラする……」


三橋「三橋さんの金髪パーマに何も罪ねぇだろ」


伊藤「三橋、お前今日から一週間黒染めしてストレートしにしてこい」


三橋「出たよシスコン。
つかなんで俺がたかがコイツの生理なんかに
気ぃ遣ってアイデンティティ失わなきゃ
ならねぇんだよ」


伊藤「お前生理馬鹿にしてんじゃねぇぞッ?!」


三橋「なんでお前がキレるー……」


伊藤「生理ん時はな、めちゃくちゃイライラするし食欲止まらねぇし、腰は痛重いわで最悪なんだぞ!!」


三橋「いやお前普通にキモいわ熟知しすぎだろ」


「ちょっと二人とも煩い死ね」


三橋「わ、普通に死ねって言ったよこの子」


伊藤「俺、保健室から湯たんぽ貰ってくるな」


「ありがとうー……」


三橋「……」


「なんなんですか三橋さん視界に入ってこないでください」


三橋「そんな金髪パーマ拒否られるの」


「太陽に地味に反射して眩しいんですよ」


三橋「俺そんなキラキラしてんのごめん知らなかった」


「カーテン閉めて」


三橋「ウッス」


「……」


三橋「あの、まだなにか……」


「……歌って」


三橋「え」


「早く」


三橋「ら、らぁーすとくりすます、うぇ、え、」


「なんで洋楽なんですかふざけんな」


三橋「おにいちゃーんAちゃんが怖いよー」


「もうやだ……死にたい……」


三橋「だ、大丈夫かよ、なんかしてほしいこととか」


「……頭撫でてください」


三橋「は?」


「頭撫でて、『もう少しの辛抱だから頑張ろう』って励ましてください」


三橋「わ、わかったよ……」


「っひゃ、いきなり頭触らないでくださいよ殺す気ですか?!」


三橋「えー……すっごい理不尽じゃーん……」







後日。



三橋「お前、あんなのと月1で関わってんのか」

伊藤「初めての時はさすがに動揺した」









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以上、軟葉編でした。


八つ当たりされる三橋さんと
気づかい上手なイケメン伊藤さんと、

さらっとタメ語の主人公ちゃんが
書きたかったんです。


続きますよ←





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