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〇第27話 ページ28

ドライヤーを借りてとりあえず髪を乾かす。

Aは俺と入れ替わりでシャワーに行った。

にしても、昨日といい今日といい、色々と可愛すぎないか?

学校では絶対に見せなかった1面を見た。

Aはすごく甘えん坊だ。

寝てる時の顔とか、寝起きの声とか、上目遣いでお願いしてくるところとか

オマケにまだ一緒にいたいとか。

そんなお願い断れないだろ。

「反則だ・・・」

よく我慢してると思う。

本当なら押し倒して色々やっててもおかしくないだろ。

でも、そばにいるだけで幸せだなって感じられるから今はそれでいい。

それにしても、こんな一軒家に1人で暮らしてるのか?

何の音も聞こえないリビングに少し寂しさを感じる。

俺の家はいつもルナとマナが騒いでるしな

すると、急にドアがガチャッと音を立てて開かれる。

戻ってきたのかとドアの方を見ると、そこにいた人物に驚いて目を見開く。

「俺のお姫様〜会いに・・・・・・・・・。は?」

「・・・・・・・・・え」

「兄貴、急に止まるな・・・・・・よ?」

全員、状況が読み込めなく、フリーズする。

なんでこんな所にこの人達が来るんだ?

「んー?竜胆〜間違いか??」

「いや、鍵が開いたからあってんだろ。あと、それ(殺気)をこっちに向けるな。」

しかも、最初の言葉が気になる。

なんだ?俺のお姫様って

「・・・頭イッちゃってるんじゃね?」

「・・・・・・あ?もういっぺん言ってみろ」

「だから、頭イッてるって言ってんだよ」

「殴る」

そこに呑気な声が響いた

『たかくんお待たせって・・・あれ?蘭くんに竜くん!?』

Tシャツに足が見える短パン。
しかも濡れた髪を下ろしていて、色気しかない格好で彼女は現れた。

タイミングが悪すぎる。

「姫♪会いたかった」

灰谷蘭はすぐにギュッとAを抱きしめる

「おいてめぇふざけんな」

『と、とりあえず蘭くん離れて〜!』

大荒れの1日になりそうだ。

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 東リべ , 三ツ谷隆   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:sino | 作成日時:2021年7月20日 15時

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