【そらる】 ツンデレ × デレツン 【歌い手】

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「それで、今日はそらるさんとどんな事があって飛び出してきたの？」



『へ………？』




話をする為に小さなカフェテリアの席(向かい側)に座ってまふくんは唐突にそんな事を問い始めた。

なんでそらるさん関係だ、なんて分かるんだ。



「Aの事なんてお見通しー！さあ、幼馴染み様に話してみなさい。」





そう言ってまふくんはふふん、と得意気に微笑んだ。





『……………んと、今回の件は私が悪かったかもなんだけど…。』









·









今日あったことを全て話終えると、まふくんは少し考える様な素振りをして私に目線を合わせた。




「うーん…別にそらるさんは鬱陶しいだなんて思ってないと思うけどなあ…」


『そう、かなあ…。』





私が不安げに言うと、まふくんは大きく頷いた。



「だって、鬱陶しかったらそらるさんならすぐに別れを切り出してそうじゃない？」


『確かに…。』



「だから自信持って！」




ね？と首を傾げながらまふくんは言う。


お世話になってます。毎度毎度ごめんね。






そこへ１本の電話が入った。
私の携帯では無いことから、まふくんの携帯からだと分かる。


「ちょっとごめんね。」



手を合わせてごめんね、のポーズをしてまふくんが御手洗の方へ。





自信……ねぇ。



もう１度頑張ってみようか。まふくん、ありがとね

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