鳥籠の姫様は ５*。 ページ6
半ば強引に旅人１行を宿屋に連行。
王国に着くまでは魔物一匹すら襲ってこようとはしなかった。
「旅人の宿屋へようこそ。こんな夜更けまでお疲れ様でした。
５名様ですn…姫様！？」
「あら、どうも。お久しぶりですね、おばさま。２年ぶり…でしたかしら？」
この方はとても優しい方。
私も昔、この宿屋で何度か寝泊まりしたり、息子であるルークス君とも遊んだものだ。
「まぁ、、、まぁまぁまぁ！！大きく美人になったものねぇ！！」
と、感涙した。
「でも……。アリス姫は城で保護されていたんじゃなかったのかい？」
「アリス…姫？」
私が返答しようとすると、あのバンダナの青年が呟いた。
「まさか、ミーティア姫のはとこの……？」
「！！ 何故それを…？」
「ちょ、ちょっと待ってて！！」
と言って、青年は宿屋を飛び出して行ったかと思えば、すぐに帰ってきた。
「トロデ王！！我が国の姫、ミーティア姫様のはとこのアリス様です！！」
トロデ王……？！
じゃ、じゃあ…ミーティアも………？
「おっ、おお！！久しぶりだな、アリスよ。」
と、私に話し掛けたのは皮膚が緑色のどこをどう見ても人間では無いような生き物。
まあ元々のトロデ王も化け物じみた顔をしていた、だとか言ったら怒られてしまうけれど。
「ほ、本当にトロデ王でございますか？？」
「むっ…。信じておらんな？……まぁよい。エイトから聞いた話だと城で保護中じゃったと聞いておるが…。」
「あ、ああ…。それは。」
トロデーン城もあの道化師の仕業だと聞いている。
なら、、、話しても大丈夫だよね。
「私が、八賢者の１人、セレスの末裔であるからでございます。
そして、謎の道化師、ドルマゲスから身を守るためでございます。」
「「「！？！？」」」
こうして自分で言ってみるけど、やっぱり運命って残酷だと思う。
どうして私なんだろう…ってさ。
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ユリア - 面白い!続きが気になる！ (2020年12月21日 15時) (
レス) id: 6d7c17fb01 (このIDを非表示/違反報告)
雪見(プロフ) - ユナさん» 懐かしいですよね！こんな駄作を面白いと言ってくださり有難うございます（笑） 応援コメント有難うございます！泣きます禿げます頑張ります！ (2016年9月30日 18時) (レス) id: 21808aae1e (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - おもしろいです！ドラクエ８！懐かしい！更新頑張ってください！ (2016年9月28日 2時) (レス) id: 058868ca91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪見 | 作成日時：2016年8月21日 0時
