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鳥籠の姫様は 3*。 ページ4

私はあのまま図書館には向かわずに、自分の部屋に戻り、ベッドに倒れこんだ。


信じられなかった。










私が目覚めたのは夜中だった。


オディロ様が亡くなったと聞いて相当ショックだったのだろう。


もう一度朝まで眠りなおそうかとも思ったものだが、どうにも目が冴えている。


夜風にでも当たろうかと、自分の部屋の窓を開け、城下町を見下ろす。


すると、城の門番をしている兵士が居眠りをしていた。


普通ならば給料カットされたりなどするのだろうけれど、私にとっては好都合だった。


音を立てずに忍び足で王宮内を歩く。


まだ誰か起きている者がいるようだったけれどそんなのには目もくれなかった。


ギイイッ


門を突破して城下町に出る。


流石に夜中の為、街に居るのは放し飼いされた犬などだけだった。


久しぶりなこの解放感がたまらなくって、私はそのまま城下の外へ出ていた。


すると、魔物が私を襲撃してきた。


確か名前は...パペット小僧。


だけれどこのまま殺られる訳にもいかない。


私は剣術、魔術も使える...はずだ。


長年外に出なかったどころか、力も使っていなかったから使用出来るかなんて私が知ったことじゃないけれど、この事態を打破するためにはこの力に懸けてみるしか方法は考えられなかった。


「イオラッッ!」


すると周囲に爆発が起きて魔物は倒れた。


少し使えるか不安だったけど使えて良かった。


すると何やら前方から呪文の音が聞こえてきた。


何事かと向かうと、4人の旅人らしき人達が魔物達と戦っていた。


あいつは...グリゴンダンス(多分)


踊らされたら相当厄介な相手だろう。


それに相手は6体も居る。


4人で戦うのにはいささか分が悪い。


これは助けにいくのが一番だろう、そう考えた時にはもう私は行動を起こし始めていた。

鳥籠の姫様は 4*。→←鳥籠の姫様は 2*。



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ユリア - 面白い!続きが気になる! (2020年12月21日 15時) (レス) id: 6d7c17fb01 (このIDを非表示/違反報告)
雪見(プロフ) - ユナさん» 懐かしいですよね!こんな駄作を面白いと言ってくださり有難うございます(笑) 応援コメント有難うございます!泣きます禿げます頑張ります! (2016年9月30日 18時) (レス) id: 21808aae1e (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - おもしろいです!ドラクエ8!懐かしい!更新頑張ってください! (2016年9月28日 2時) (レス) id: 058868ca91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪見 | 作成日時:2016年8月21日 0時

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