story�� ページ13
私は今裏山をとぼとぼとほっつき歩いている。
理由？前のお話をご覧なさい(
私は先程から
｢うぅ、お弁当....美味しそうだったのに...｣
と呟き続けている。
別にお弁当くらいいいだろって？よくないわ、ドアホ！！
あのお弁当は咲夜さんお手製の世界に１つだけのお弁当なんだよ、分かったか！！←
ﾎﾟﾂﾝ
｢あ、雨だ｣
そう呟くとより一層雨は激しさを増した。
帰った方がいいと身の危険を察知し、裏山を引き返そうとすると、視界に倒れている小さな金髪の少女を見つけた。
こんなとこで遭難かな？？
放っておく訳にもいかないので、その少女の元へ駆け寄る。
どことなくフランちゃんに似てるような気もしなくもないが、羽も無いし別人だよね。
すると、その金髪の少女は｢んっ....｣と声を漏らし、欠伸をする。
少女は｢A？｣と、私の名を口にする。
あれ、何で私の名前分かるの？
すると少女は焦っている私を見て、ぷっと吹き出した。
失礼だな。
｢あははっ！！Aってば、もう私の事を忘れちゃったの？私だよ、フランドール！フランドールスカーレット！！｣
と笑う少女....フランちゃん。
｢え、で、でも羽とか無いし...。
雨に降られているのに平気だなんて...。｣
吸血鬼は日光と水と巫女が何よりの天敵であるはずだ。
少量だとしても吸血鬼にとっては激痛のはず。
と、私が目を曇らせていると、
｢あぁ、何で雨に降られているのに平気なのかって？
それはね、此処、人間界に行くに当たって激しい天候の変更も予想されるだろうからって永林が特別な薬を調合してくれたんだ！｣
と、笑うフランちゃんはとても可愛らしい。
確かに永林さんなら出来る技だね。
一人頷いていると、急にフランちゃんに右手を掴まれ、私達は裏山から校舎を目指して走り出していた。
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大福 - ヒトリシズカ知ってますよ！ (2019年7月25日 16時) (
レス) id: 34aa67feb6 (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - story11の所、水は天敵じゃないよ。流水が無理なんだよ。プールだって水が流れてなけりゃ遊べるよ。 (2016年12月25日 2時) (レス) id: 31c91ec0d1 (このIDを非表示/違反報告)
雪見(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます！！^^ (2016年9月7日 18時) (レス) id: 21808aae1e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 面白いです!頑張ってください（≧∇≦） (2016年9月6日 17時) (レス) id: 82f1538858 (このIDを非表示/違反報告)
雪見(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！！裏切りはサブ作品、東方vocalのものは、本編の番外編で投稿したいと思っておりますー！！ (2016年9月3日 17時) (レス) id: 21808aae1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪見 | 作成日時：2016年8月1日 15時
