言う事 １５ ページ16
.
「 お母さん… 」
母 「 … 」
母は何も言わず、
力強く私の手首を掴んで歩いていく
家に着いた途端
母は立ち止まって
母 「 A！！！」
「 っ、」
母 「 お母さん、言ったよね！？
次心配させたらお母さん死ぬよって、
私に死んで欲しいの！？！？何とか言いなさい！！」
お母さんは父が死んでから、
私に"依存"するようになった。
私が勝手に出かければ、過剰に心配し、
次心配させたら死ぬと言う
お母さんは私を縛りたいわけじゃない。
1人になりたくないだけなんだ
「 …もう、どこにも行かないよ、…ごめんなさい、」
母 「 謝って済むの！？それで、あの人は帰ってくるの！？
あなたまで私を一人にするの！？」
「 しない、しないよ…勝手にどこにも行かない 」
母 「 …お母さんを、1人にしないでね 」
「 うん、」
私はもう、あなたの元へは行けないの。
私は一生。
「 お母さんの隣に居なきゃ 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
司 「 A…、」
咲希 「 お兄ちゃん…ご飯出来たって… 」
司 「 すまない、今日はいいと伝えてくれ 」
咲希 「 うん、」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿「 大丈夫、司くん 」
司 「 あの時、今までのAとは違う気がした 」
何かを思い出したような
あの時引き留めようとしたのは、
もう、一生会えない気がしたから。
司 「 A… 」
あの母親を、どうにかしなくては＿＿＿＿＿＿＿
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瑠樺(プロフ) - ゆりさん» 書き方が好きだなんて…喜びの舞してきますね（） (2022年8月3日 8時) (
レス) id: 4880c25410 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - すごく、かきかたがすき…（つたわれ） (2022年7月31日 20時) (レス) @page3 id: d5bad651f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠樺 | 作成日時：2022年7月30日 19時
