Do you stil …【3】 (ページ10)

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【玲於 side】

玲於「おはよーございます」

隼「おはよー」

スッキリとした朝を迎えられないままの楽屋入り

隼「あ！涼太くん！おはようございます！昨日の観ましたよぉ？？？」

お前、せめてここではそれ忘れさせてくれよ

すると後ろから龍友くんがサッと背後に近づいて来た

龍友「どした、頭痛そうやん。Aちゃんか」

玲於「うーん」

……え？

玲於「え？」

龍友「隠しても無駄やで。俺ん中では全部繋がってんや」

龍友くん……… 侮れない！

玲於「ここでぐらいはそのこと忘れさして下さいよ」

龍友「逃げても無駄やしなぁ。まぁ、時間の問題？」

玲於「うわ、きっつー。せめて優しい言葉くださいって」

龍友「そんなん、嘘ゆってもしゃーないやろ」

玲於「まぁ、そうですけど」

龍友「どうすん」

玲於「悩み中です」

龍友「時間はそんなにあらへんで、スピーディーに且つ正確な答え出せよ？」

玲於「頑張ります…」

未だかつてこんなにも龍友くんを怖いと思ったことがあるだろうか

と言うくらい心を読まれた上に完璧な状況の把握力

玲於「まじ尊敬」

ため息をつきながら開いた画面に通知が入った

《A : 今日仕事終わったら会える？》

もう嫌な予感しかしなくて

なんて答えればいいかも分からずそのままアプリも開かず既読をつけずにケータイを伏せた