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後から聞いた話にはなるが、あの日四級の呪霊だと思って派遣したその場所に待ち構えていたのは未登録の特級呪霊だったらしい。
特級呪霊相手にあそこまで綺麗に帰ってきた彼女は、俺が思っていた何倍も強くなっていたんだろう。
あれからのことはあまり記憶がない。
立ち直るために手助けをしてくれた傑はいなくなってしまった。
身も心も空っぽになってしまった俺を見て硝子や先生は心配してくれたけど俺はそれに答えられるほど元気ではなかった。
そんな俺が放課後向かっていたのは1年の教室だった。Aとの思い出が1番詰まっている場所だ。
今までは思い出すことが辛くて来ることはなかった場所だが入ってみるととても懐かしかった。
"初めまして！AAです！よろしくお願いします！"
彼女と出会ったのもこの教室だ。初めて彼女を見た時に弱そうだと思ったのと同時に守りたい。その感情がどことなく溢れてきた。あの時は気づかなかったが、俺はAに一目惚れをしていたんだ。傑の可愛らしい子だねという言葉に腹を立てたのも今思い返せば好きだったからだ。
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このか(プロフ) - はじめまして！完結おめでとうございます！とても面白くて感動して泣いてしまいました。夢主目線の番外編読みたいので書いていただけると嬉しいです！ (2020年11月23日 19時) (
レス) id: 9b416e9a45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌咲 | 作成日時：2020年11月22日 21時
