new world

まさかの ページ8

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『ふぅぅぅぅぅ』




あ「はい、お疲れさん」




『ライブした後みたい』



あ「そうだねー」



『棒読みはひどいよあーちゃん』



あ「おいおい、そんなに仕事欲しいのかぁ？」



『欲しいけど欲しくないな……』



あ「明日は初めてのリリイベでしょ？楽しんできなさいよ」




『あーちゃん、大好きだよぉ』



あ「紗香は？誘ったの？」



『誘ったよ？さーちゃんはれっきとした子豚ファンだから』



あ「あっそ、2人できゃっきゃうふふしてきなさいよ」



『冷たいなぁ、もう』



あ「何とでもいえ」



いつまでもツンツンなあーちゃんにバイバイし



事務所を出た



『んー、今日ちょっと暑いなぁ』



気晴らしにアイス買おっかな



ハーゲンとかいいんじゃない？けど箱買いもいいなぁ…



とかアイスのことばっかり考えていたので



目の前の人に気づかなかった



『ぬわぁっ！？』



？「うおっ、」



『あ…やっちゃった…すいません、だいじょぶですか？』



？「全然、俺も悪いんで、気にせんといてください」



ん？、この低音ボイス…いや、あるわけねーよ笑



自惚れんな、私。って思ってその人の顔見たら




『(ふぁっ！！！？？？)』



「ほんまごめんなさい、怪我ないすか？」




オオカミボーカルさんでした



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