new world

- k.kside ページ7

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ぁぁぁぁぁぁぁぁ





まじで心臓破裂するって……




少し離れた席には慎が座っている



理由は“映るのが嫌”らしい



慎らしい、と言いたいところだが




今は隣にいて欲しい




「慎おおぉぉぉぉぉお」




慎「俺にはどうにもできませんので」



そうなんやけどさ……




慎「なら、やめますか？」




「いや、やめへん。やる」




慎「それでこそ壱馬さんです、じゃあ頑張ってください」



推しに会えるんや……そう思い込むと




自然と力が抜けてきた。




これがキサラギパワーか……



慎「壱馬さん、始まってます(ｺｿ」



ビックリして画面を見ると、




「っ、！！」



いつもテレビで見ているキサラギとあーちゃんさん(？)の姿があった



あ「“こんにちは、川村さん、企画リーダーってことでよろしいですか？”」




「はい。陸さんのためにいい企画にしましょう」



あ「“ほら、あんたも挨拶”」



『“っあ、こ、こんにちは〜、”』



声が震えているキサラギさん。



「そんなに緊張することないっすよ笑」



緊張したところなんて先輩との対談シーンでもなかったから




珍しいものを見た…と思った



それから大体のことはあーちゃんさんが決めてくれたので




スムーズに会議が進んだ



あ「“ええ、じゃあ今度お願いしますね”」



「はい」



冷静な返事をするが



「慎ぉぉぉぉぉぉぉお！」



慎「はい、頑張りましたよ壱馬さんは」



内心バクバクすぎて



やって誰だって推しが目の前にいたら



爆発しそうになるやろ！？



「てか、いつもファンはこんな気持ちなってんねや…リリイベとか」



ファン目線になってみるのも必要だと気づいた(もちろんキサラギのお陰です、ありがとうございます)



今日この頃やった、





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