曖昧 ページ29
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『りっくん、…』
陸「うん?」
『嬉しいけど、ちょっと考えさせて、…ごめん…』
陸「わかった、ゆっくり考えて」
りっくんは急かすことなく優しい言葉をかけてくれて
家まで送ってくれた
『(壱馬様のこと、諦めきれない…けど、叶わないなら、追われる恋の方がいいのかも、…)』
悩んで、悩んで
でも答えが出ることはなかった
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翌日
朝目を覚まして時間を確認すると
LINEの通知が入っていた
壱馬昨日はごめん、
壱馬今度会えたら話がしたい
『っ、』
それは大好きで仕方ないはずの壱馬様からだった
今も大好き、大好きなんだけど、
整理がつかない
私と話してる時より、
紗香ちゃんと話してる時の方が
いい雰囲気だった
『私って…壱馬様のなんなんだろ』
一回そう思ってしまえば
心の奥深くまで
一気に落ちてくるその思い
りっくんのことも大好き
でも壱馬様のとは違う
幼馴染として、友達として。
『やっぱ諦めきれないや』
この間十分もかかってないくらいの時間だけど
私にとって大切な時間となった
『私から、言うんだ』
なぜその決意にあったか自分もわからないが
やると決めたらやる
これが私なんだ
『壱馬様を落としてやる、』
ってくらいの強気で
A頑張ります!
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にしまつや(プロフ) - yit高梨アヤメ@新垢さん ご指摘ありがとうございます🙇直しました! (8月11日 9時) (レス) id: be421db103 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (8月11日 9時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にしまつや | 作成日時:2023年8月9日 20時