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智side
あれから、お弁当をほとんど毎日
作るようにした。けど、体調によっては
全然食べない…
抗がん剤を始めて、2ヶ月ぐらい経つと
日に日に副作用は重くなって、髪の毛も
パラパラとたくさん抜けるようになった。
そして、免疫力が低下した翔が
感染を防ぐためにクリーンルームに
移動…当たり前だけど個室。
いつになく二人きりの時間が増えた。
｢れっどになるためー｣と
言って、部屋が変わるなり
今まで以上に治療を頑張る翔。
つい最近は…
翔｢しょうね、ポンポンいたくて
ねんねしてたの、そしたらぱぱえんえん
したからおきたんだよ。ぱぱはどこにいた？｣
えんえんって翔の前で泣いた事はない…
いや、1回だけ。でもその1回は、手術後…
で翔の意識はなかったはずなのに…なんで？
病気の事をどれだけ理解して
毎日翔が何を考えているのかは、
父親の俺にもまったく、わからないけど
毎日を2歳ながらに考えて生きてるのは
伝わる。
昨日も
｢ぱぱとかずがえんえんしたらしょうが
よしよしするからしょうなかないね｣
って言ってくれた。
翔だけてはなくて、和も最近はあれだけ
しなかった、家事の手伝いや自分の部屋の
片付けをそっせんして、してくれる。
日々成長し続ける息子たちに
驚かされてばかり。
…翔がいつの間にか、かずって言えるように
なったのにも、感動笑
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ぱろ - 程よく現実味があって、すごく面白いです！！更新楽しみにしてます！ (2018年5月29日 18時) (
レス) id: 0030fe3c9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：拓翔 | 作成日時：2018年4月12日 20時
