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64話 ページ25

敦side

乱歩さんの言っていた通り、食堂が完全に分離した。

「__食堂が完全に分離するまでは相手に手を出すな、正体をばらすなんて以ての外だ」

あの状態で敵を倒すことも、もしかしたら可能だったのに、どうして乱歩さんはあんな風に言ったのだろう。
…でも、乱歩さんが言うってことは何か理由があるはず。
太宰さんも、中原さんも向こうだから、ここには僕しか戦える人はいないし。
……どうにかしなきゃいけない。絶対に、この人たちを守り抜く。


『て言っても……………………』


どうすればこの状況を変えられる?……どうすれば、



花巻「……?具合悪いか?」

『!いえ、大丈夫です』

……あなたのが酷い顔してますよ、なんて言えない。
この状況で、一般人が動揺しないでいられるわけが無い。昔の僕だったら絶対にそうだ。
今も、まだ一寸、探偵社の人に比べたら頼りないかもしれない。



武田「警察は……ダメそうです。繋がりません。菅原くん、日向くんたちと連絡は取れそうですか?」

菅原「こっちもダメです」

烏養「どうしたもんか……」






それでも僕は______________




バシッ


『この人たちには、手を出すな…!』


さっきから感じていた殺気、矢っ張り潜んでいた。
鈍器を持った、凡そ先程の中にいた誰かだ。

抜けないように其奴の腕にさっきよりも力を込める。



「ッ、おい!離せ!!!」

『嫌です、ここから脱出する方法を教えてください』



溝口「は、ちょ!中島、危ねぇ!から!」

「隙あr…グアッ」

近づいてきた先生の方へ視線を向けると、隙だと勘違いした男は、形勢逆転を試みてきたから、容赦なく背負い投げをした。
…国木田さんに比べたら、否、比べるまでもなく弱い。…全然手ごたえがない。肩透かしを食らった気分だ。

倒れこんだ男のポケットから抜け落ちたのか、カランカラン、と軽い音を立てて鍵が床に落ちた。
すかさずそれを拾う。


男が、少し顔を上げたかと思うと呻く声のまま、
「……なんなんだ…お、前……」と、呟く。そう、僕は








『僕は、__武装探偵社の中島敦だ』

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フブキ(プロフ) - すごぉ!!!原作かと思うくらい自然に入り込んでるぅ!!これはもう応援するしかない!! (4月5日 13時) (レス) @page25 id: 3afeff018b (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 続きを待ってます”!!!!!!!! (1月29日 13時) (レス) id: 119a923417 (このIDを非表示/違反報告)
- おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです無理もなさらないでください (2023年2月14日 17時) (レス) @page9 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆゆゆ(プロフ) - 更新ありがとうございます! 無理しない程度に更新頑張ってください! (2023年1月25日 17時) (レス) @page16 id: c7cab9eb3b (このIDを非表示/違反報告)
神作者程更新遅く思うのなんなん? - うわああああ!!!更新ありがとうございます!!照明が消えたってことは敵襲!?ハイキューのメンツに夢主ちゃんの素顔がバレたときの反応が気になる…!!無理せず更新頑張ってください!!! (2022年8月27日 16時) (レス) id: 4d4cf08761 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒔野 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年10月17日 18時

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