32話 ページ36
Aside
潜入調査から約1ヶ月ほどの日が経つ。
普段の仕事どうした大丈夫か、…という感じでもあるけれど深夜にヨコハマへ戻ってとりあえず他の任務をやったり、執務室で書類関係を纏めたり…と。私はとりあえず大量に仕事をこなしている。
…そろそろ寝たいところではあるが。(現在2徹目)
…しかし問題点があるとすれば武装探偵社であろうか。
今敦くんと国木田さんは宮城にいるから、戦力的にも残った方は大変なのでは?なんて太宰に電話したら、
「あまり舐めないでくれ給え!」
なんて言われた。問題ない無さげだから放っておく。
そもそも敵対組織だしな。
心配する義理もねぇか。
そんなことを考えながら放課後に部活に行く前に運動着に着替える為に更衣室へと向かう
…………前にトイレにでも行っておこうかな。
敦くんたちに、先に行っているよう告げ、
.
付けてくる女の子たちに気付かないフリをした私は
トイレへと掛けていく。
*
とりあえず荷物を1式持って個室に入る。
…そしてスマートフォン以外の荷物は全部"飛ばす"
異能力ってベンリダナー
…さて、現実に向き合うぞ〜
.
女1「ねーえ、中原さーん。」
個室の外から声がする。
『えっ、…と、はい?』
とりあえずオズオズとした声を出す。
顔は勿論向こうには見えないから、ニヤけてしまう。
…面白い。これが例の"いじめ"か。
…全裸待機は流石にまずいか?…まずいな、やめとこ。
女2「中原さんさぁ、なんでバレー部入ったの?」
『それ、っは、バレーが好きで…………』
女3「嘘ついてんじゃねーよwww」
女2「どうせ男目当てだろwほらほら、中島くんと仲良さげだもんねぇ〜!!」
あはははは!キャハハ!と笑う。
面白い、ダメだ爆笑しそう。…困った。
笑いを抑える震えが、泣きそうな震えに聴こえていると信じたい。
一通り笑い終えたのか、
次は個室の扉をガンッと蹴る。それはそれはたくさん蹴る。
『…ヒッ』
…………ほらさ、1発でさ、蹴飛ばしてあげなよ。
扉さん可哀想じゃん
中也だったら1発で扉吹き飛んでるよ?
女1「ねぇ、バレー部、辞めてくんない?
目障りなんだけど。」
辞められるもんなら辞めてぇわ、こっちが。
眩しいんだよ。お前らみたいな"光"の人間は。
.
.
でもね。
.
.
.
『…やーだね』
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ダーカー - 1か2がみたいです!お願いしますm(_ _)mm(_ _)m (2021年11月4日 23時) (レス) @page28 id: 80264e36de (このIDを非表示/違反報告)
リーサン - 個人的には2番目が見たいです!更新頑張ってください! (2021年10月17日 13時) (レス) @page28 id: 2ccc567f0f (このIDを非表示/違反報告)
ノンレム - 個人的に1か2がみたいです!応援してます! (2021年10月13日 21時) (レス) id: 3af77494df (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 3番が見たいです!!更新頑張ってください!(≧▽≦) (2021年9月29日 21時) (レス) id: 265680ab33 (このIDを非表示/違反報告)
天歩(プロフ) - 個人的に3番が読みたいです!頑張ってください! (2021年9月28日 16時) (レス) @page28 id: 89d9d234ac (このIDを非表示/違反報告)
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