巨人の癒し【読売ジャイアンツ】 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:5,224 hit

1 坂本side ページ2

今日は試合は無いが、練習日だ。練習が始まる前に監督がみんなを集めた。

「なんすかね。坂本さん。」

そう話しかけてくるのは同じポジションの湯浅だ。

「知らねぇ。なんかちょっとしたお知らせじゃない？」

すると、監督が部屋に入ってきた。隣には背が小さい大学生？くらいの女の子がいた。

「え。めっちゃ可愛いやん。」

「坂本さん、狙ってるんすか！？笑」

「ちげーわ。」

「えー。今日から私たちのマネージャーをしてくれます。練習補助や試合の時はベンチに入ってスコアラーなどやってくれます。ほれ、自己紹介。」

『えっと、、小山憂です。大学1年生です。。みなさんの役に立てるように頑張りますのでよろしくお願いします。』

そう頭を下げる。

「小山さんは元木コーチの姪っ子です。可愛がって上げてください。」

まじか。あの人の血を引いているのにあんなに可愛いとは。。

そうして、ミーティングが終わり練習に入る。

憂ちゃんは今やることがなく、みんなの練習を見ていた。

「憂ちゃん、俺のこと知ってる？」

『…！はい。。、坂本さん。。』

人見知りなのかオドオドしてる憂ちゃん。

「俺何歳だと思うー？」

『33歳。。』

「わぉ。知ってるんだねー。これからよろしくねー！」

俺はそういい憂ちゃんの頭を撫でる。すると、耳を真っ赤にしてより一層のオドオドしていた。

可愛すぎるな。からかいがいのある子だ。