9 大谷side ページ9
俺たちが廊下を歩いていたらナイフを持った男が俺に襲いかかろうとしていた。俺はヤバいと思った瞬間、優香が俺を突き飛ばして、優香は足を刺され倒れ込んだ。
「優香!!」
『翔平、、なにも怪我ない???』
優香は朦朧としながら俺にそう問いかけた。
「大丈夫。それより。。、」
数分後救急車が到着し、優香は運ばれた。俺は付き添おうと思ったけど、優香に止められ裕也さんが行くことになった。
「…俺のせいで。。」
「大谷さんのせいじゃないです。」
数時間後、優香は幸いにも傷が浅かったため明日には退院してもう復帰もできるとの事。
ー翌日ー
『みなさん、ご迷惑おかけしました。』
ミーティングで優香はそう謝り、色々話されて解散となった。
「優香!」
俺は優香の元へ駆け寄り力いっぱい抱きしめた。
『苦しいよ(笑)大丈夫だから!ね?』
「俺の事なんか庇わなくていいから。。」
『…好きな人を守りたいのは普通だよ?それに心穏との約束果たすには翔平が必要なの。怪我でもされたら困るよ。』
「…ごめん。守れなくて。。」
『いいの。』
優香はそういい俺の背中をポンポン叩く。
『あ!じゃあ、この大会優勝したら何かご褒美あげる!』
「…なに?」
『内緒ー!』
優香はそういい俺の腕をぬけて持ち場へ戻った。ご褒美ってなんだろうか。
まぁ、俺も優勝したら優香に伝えたいことがあるからな。
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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月14日 16時