幸せという名のもとに2【大谷翔平】 (ページ8)

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8 優香side ページ8

夕食の時間、私はどこの席に座ろうか迷っていた。

「優香さん！俺たちの席どうっすか？」

そこには朗希さん、村上さん、翔平さんがいた。

『あ、ありがとうございます。』

私の両隣は村上さんと朗希さん。真正面に翔平だった。

「いやー、こんなセクシー美人さんが隣にいると緊張するっすねー。」

「そうですね。」

「…村上、朗希、俺の前でセクハラ発言とはいい度胸してるね。」

「「！セクハラじゃない！」」

『アハハ(笑)』

翔平は少しムスッとしていたが、私が笑ったら笑顔を見せた。

『美味しいね。』

それから3人と他愛もない話をして、廊下を歩いてた。

「小鳥遊ー！！！お前の大事な人奪ってやるよ！」

会いたくもなかった前に亡くなった奥さんの旦那さんだ。手にはナイフを持っていた。

『翔平！！』

翔平に向かって来ていたので私は翔平を突き飛ばした。すると、足に鋭い痛みが走り私は倒れ込んだ。、後ろから追いかけていた警察官はすぐさまその男を取り押さえた。

「至急！救急車！」

痛みで意識が朦朧としていた。目の前には翔平、村上さん、朗希さんがいた。

「優香！！」