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5 大谷side ページ5

優香は控え室を飛びだしてどこか行ってしまった。



「優香!」



俺は優香を探しに控え室を飛び出した。中にはいない。



外へ出た。するとそこに優香かすぶ濡れになって立っていた。



「優香!」




俺は優香を引っ張り中へ連れ込んだ。




「何してんの!風邪ひく!」




『…私は!医者になんかなっちゃっいけなかった!心穏を救えなかった!その他にも色々な人を救えなかった!人を助けるために医者になったのに!全然助けられない。。』





「そんな事ない。。。優香は色々な人を助けてる。。な?」




『大切な人を助けられなきゃなんの意味もない!!私は幸せになんかなるべきじゃなかった!』




「そんな事ない!心穏はお前のことが大好きだった。お前の幸せを空から願って見守ってくれている!そんなに自分を責めるな。」




『翔平、私たち別れよう。やっぱり釣り合わないよ。。翔平が私と付き合ってることが知れ渡ったら。。心穏を助けられなかった奴と付き合うなんてとか翔平が批難されちゃう。もうこれ以上!私のせいで誰かが傷ついたりするのは見たくない!』




「別れない!俺はどんなに批難されても生涯優香のこと守り抜くって誓ったんだ。」




俺は優香を力強く抱きしめた。

6 大谷side→←4 優香side



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作者名:mimimi x他1人 | 作成日時:2023年4月14日 16時

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