幸せという名のもとに2【大谷翔平】

38 大谷side ページ38

『日本へ行くと、私は医学部に進学して、医師免許を取り
医者を始めた。医者をしながら私は、両親を殺した犯人を捜した。仇を討つために。すると、アメリカにまだいる可能性が高いことを知った。』




『そして、彼が野球好きだということも。私はその情報を手に入れどうにか彼に近づけないかと色々調べた。それから数年が立って26になる頃、アメリカに渡った。スポーツドクターの勉強をし、今年エンゼルスの求人が目に入って、ここなら犯人に近づけると思い応募して無事受かることができた。』




『すると、つい先日、彼が自 殺したことがFBIから知らされた。遺書に全ての犯行が記されていた。見つからなかった凶器から私の両親の血が検出され被疑者死亡となった。』




あの電話はそういうことだったのか。




『私は許せなかった。、なんで、、、私の両親は、、お母さんはあんなに苦しんで死 んだのに、犯人は楽に死 んだの！？おかしいよ！私の両親は何もしていない。。なのにあんな殺 され方をした！許せない。。』




優香の表情は、今まで見たことないくらい、怒りと悔しさで顔が険しくなっていた。

39 大谷side→←37 大谷side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す