幸せという名のもとに2【大谷翔平】 (ページ30)

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30 優香side ページ30

ー翌日ー

『…痛い。。痛すぎる。。』

腰が痛くて中々起き上がれない。

「大丈夫？今回が初めてじゃないんだから。。」

『！連続で5回は初めて！今まで3回だったのに！休憩あり！』

「優香のことを気遣ってたのー。でも昨日は我慢できなかった。ごめんね。」

『…まぁ、仕方ない。次は休憩ありね。』

「うん。優香可愛かったよー。」

そういい翔平は私を抱き上げて起こした。朝ごはんも食べて昼ごはんも食べ、スキーに向かう。今回私は翔平とスキーをやる。

『スキー、出来るかなー。』

私は順調に滑り出したが、そこに急に小さい子が飛び出してきた。

「優香！！」

私は咄嗟にスキー板を横にして、ブレーキをかける。

『…間に合わない、、！』

私は体を横にして、身体を倒して、どうにか止めた。

『大丈夫！？』

私は小さい子たちにそう問いかける。村の子みたいだ。

「うん！ごめんなさい。。」

『大丈夫だよ！次からは飛び出さないようにね！』

私はそういい村の子達とお別れした。

「優香！大丈夫！？」

翔平とオホッピーが来てくれた。

『大丈夫！雪がクッションになったから！』

そう言うと翔平は私を抱きしめた。

「よかった。。無事で。。」

「良かったです。優香さん。死ななくて。。」

『2人とも大袈裟だよー。』

私はそういい翔平の頭を撫でる。翔平はたまに赤ちゃんみたいで可愛い。