幸せという名のもとに2【大谷翔平】 (ページ3)

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ー強化試合当日ー

今日はあいにくの雨だった。

練習前、選手は各々アップをしていた。

ベンチには心穏のユニフォームも飾られていた。

「…小鳥遊さん！大谷さんと付き合ってんすよね？」

『！佐々木さん！そうですよ(笑)秘密ですからね！』

「んー。分かってますよー。」

『ほんとにですか？(笑)あ！佐々木さん！私150キロ投げられるんですよ！』

「マジすか？え、ちょっと投げてみてくださいよ。」

佐々木さんから予備のグローブを貰い、佐々木さんはキャッチャーの姿勢になる。

私は翔平に教えてもらったことを思い出して投げた。

結果、ワンバンしておわった。

「ちょ(笑)どこが150キロ(笑)」

『おかしいなぁ。出せると思ったんだけど。』

「ｱﾊﾊﾊﾊ！マジ無理(笑)」

佐々木さんはツボってしまったみたい。するとそこに翔平がきた。

「何してんの？」

「大谷さん！小鳥遊さん、150キロ投げれる！って自慢しときながらワンバンしたし、120も出てなかったんすよ(笑)」

「優香(笑)まぁ、俺らが引退する時には投げれてるかもな(笑)」

『酷い！WBC終わる時には投げれてるんで！』

そう宣言したら2人にもっと笑われた。結構本気なのに！