幸せという名のもとに2【大谷翔平】 (ページ15)

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15 優香＆大谷side ページ15

《優香side》

船が港に衝突し30分くらいだろうか。ドクターヘリや救助隊などが到着し、負傷者を運んでいる。

「みなさん！入ってきたドアは歪んで閉まってあかないので上のドアからでます！感電の危険があるので足元気をつけて！」

「優香、気をつけてね。」

『うん。翔平もね。』

私たちは翔平を先頭に階段を登っていた。翔平の足元を見るとふと火花が散っていた。

『翔平！！』

私は力いっぱい翔平を突き飛ばした。次の瞬間私は意識を手放した。

《大谷side》
階段を登っていたら、優香がおれを突き飛ばした。優香の方を見ると優香は意識を失い下の水に落ちた。

「優香！！」

「そこの先頭の人！AED!」

裕也さんは優香の所へ向かい、俺も向かった。

「救助お願いします！」

優香は水の中から救助された。

「おそらく感電。心肺停止！」

「「「「優香/優香さん！！」」」」

裕也さんが心臓マッサージをする。

「AED持ってきました！」

「何か切る物と拭くものください！」

そういいものを貰うと裕也さんは優香の服を切りAEDをつける。電気ショックを与え、無事に心拍は再開。でも、意識はなかった。

最優先でヘリで運んでもらった。

数十分後、俺らは感電に気をつけながら地上に出た。

「裕也さん！優香はどこの病院に！？」

「○★病院です。車は手配してあります。後で皆さんの荷物は届けるので行ってください。、」

俺らは優香のいる病院へ急いだ。