幸せという名のもとに2【大谷翔平】 (ページ1)

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1 優香side ページ1

ー翌日ー

心穏の死は大々的に取り上げられ、ネットには私の心肺蘇生をしている動画が拡散されていた。

コメントでは''こいつがもっと早く治療していれば！''

こんな批判のコメントで溢れていた。

それに対し、日本代表監督の栗山さんはあれは突発的なことで発見が遅れたのは仕方ないという旨の発表をした。

それを境に私のせいだというコメントは比較的に減ったが、私のメンタルはもうズタズタだった。

『栗山さん。話があります。』

「どうした？」

『私、スポーツドクターやめたいです。。もう耐えられません。。』

「優香、どういうこと？やめたいって。」

声がした方を向くと翔平さんがいた。

『…心穏助けられなかった。ネットの人が言う通り私がもっと注意深くみていれば。。』

「あれは優香のせいじゃない！だから、やめないで。。みんな、責めたりしてない。。お願い。。」

「俺も小鳥遊さんが辞めることには反対だ。だからもう少し続けて欲しい。」

栗山さんにそう言われ、私は続けることになった。

『翔平さん、、、、。あの、私。。』

「…どうした？」

『私は翔平さんと付き合ってていいんですか。。』

「いいに決まってる。俺は優香とずっと一緒にいたい。明日、Instagramで彼女がいること公表しようと思ってる。」

『…え。大丈夫なの？』

「うん。優香も少しは安心するだろ。俺に変な女が寄ってこないかとかの不安も少しはへる。」

『…分かりました。。』

「元気だして。」

翔平さんは私の頭を撫で、食事を取りにいった。