誰よりも好きなあなた【コードブルーs3】 (ページ2)

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1話《白石side》ページ2

ーカンファレンスー

「今回、いい知らせと残念な知らせがある。」

「残念な知らせは三井先生が辞める。事情についてはプライベートな事だから言えない。」

「急なこのですみません。こんな大変な時期に。。」

三井先生は頭を下げた。

「次にいい知らせというのは。。入ってきていいぞ。」

ドアが空いた。すると、そこには私たちの同期の小鳥遊先生がいた。小鳥遊先生はフェロー卒業し、何ヶ月か後に他の救命救急センターへと異動となった。ちなみに病院1無愛想な藍沢先生の彼女だ。

ふと、救命に戻ってきた藍沢先生の顔をみるとどこか嬉しそうな顔をしていた。

「あれが噂の藍沢先生の彼女か。。」

「え！藍沢先生って彼女いるの！？」

「そこ！声が大きいぞ。」

横峯先生と名取先生が注意される。

『❀❀大学附属病院、救急救命センターから来ました。小鳥遊若菜です！またよろしくお願いします！』

「また、、、？」

「小鳥遊は、藍沢たちの同期で、フェロー研修もここで受けた。」

「そういう事か。」

「小鳥遊にはフェローの教育を白石と一緒にやって欲しい。」

『分かりました！』

若菜も教育に加わってくれると仕事が少し減るから助かる。。

「カンファレンスは終了！じゃあ、今日1日頑張ろう。」

そうして私たちは仕事に取り掛かった。