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「…焼肉の人って、俺？」
声のした方へ目をやると、ヤンキーっぽい人が控えめに自分を指差していた。
そうだこの人だ。焼肉…奢り…
「彼奴絶対食べ物の事しか考えてないだろ」
「まあいいだろ、ハオも心なしか嬉しそうだし」
スンチョル先輩と香水の人がコソコソ話しているが、いちいち反応してられるか！
焼肉の人にうんうんと頷くと、「ミンハオっていうから、呼び捨てで呼んで」と言うのでまたうんうんと頷くと騒ついた周り。
やかましいな、野蛮な男共め。
「僕もスングァンって呼んで！くん付けとか気遣うでしょ？」
「俺もソクミンでいいよ！1年間同じクラスなんだし、堅苦しいのはやめよう！」
「え〜俺もジュンオッパって呼んで欲しい〜」
「じゃあ俺も！俺も俺も、ミンギュ♡って呼んで！」
あーーうるさいうるさい
若干イラつきながら耳を塞ぐ。
『スングァンソクミンジュンオッパミンギュはいこれでどうですか』
「イェーイ！！」
やけに煩い4人組の声が揃った
他の人からも「俺も！」って言ってきたけど面倒だから無視した。
「はい、1回皆落ち着いて。Aちゃん困ってるでしょ？それに活動見に来たんだから、いいとこ見せないと」
紳士(仮)の人が言うと、13人の視線が集まった。
うん、その通り。
案外正論言うなあ、この人。名前忘れたけど
「じゃあここ座って。いつもみたいに練習しちゃうけど、大丈夫？嫌だったら出てってもいいよ」
「おいジス、それ言ったら出てくに決まってるだろ」
意外だった
セブチの人って強引なイメージあったから
本当に優しそうな人だ
…けどまだ分からない、まだ信じちゃダメだ
『終わるまで居ますから、私は居ない存在だと思って練習して下さい』
ジス、という先輩は大きな目をさらに大きく見開くと、嬉しそうに笑って頷いた。
「…よし、じゃあまずチーム練習な」
「はい！」
スンチョル先輩がそう言ったのを合図に、メンバーの気合の入った返事と共にそれぞれ動き始めた。
言った通りに最後まで居た。というより気付いたら終わってた。
部活見学で最後まで居たの初めてだ。
「Aちゃん、最後までいてくれてありがとう。正直ビックリしたよ、まだ座ってたから。
…どうだった？最後合わせた演奏。是非感想聞かせて欲しいんだけど」
『…ボーッとしてたんで分かりません』
全「エ？？？」
最後まで居たのは眠くてボーッとしてたからかー
なんか記憶ないと思ったんだよ
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Is(プロフ) - maxさん» ご指摘ありがとうございます！後で直しておきますね！ (2018年3月15日 8時) (
レス) id: 8f077d12f9 (このIDを非表示/違反報告)
Is(プロフ) - ちびくまさん» 先程そのような作品を見つけました。ご報告わざわざありがとうございます！（；＿；）こちらの作品を応援していただけたら嬉しいです（；＿；）ご愛読ありがとうございます！（；＿；） (2018年3月15日 8時) (レス) id: 8f077d12f9 (このIDを非表示/違反報告)
max - said→sideです。 (2018年3月15日 0時) (レス) id: 20491747a8 (このIDを非表示/違反報告)
ちびくま(プロフ) - 初コメです！いつも楽しく拝見させて頂いてます^^突然のコメントで失礼します。たぶんなのですがこちらの作品にとても似たようなお話があったので連絡したくコメントさせて頂きました！こちらより後に作成していたお話だったので… (2018年3月14日 22時) (レス) id: a87f902a49 (このIDを非表示/違反報告)
Is(プロフ) - ナギさん» ありがとうございます！（；＿；） (2018年3月1日 6時) (レス) id: 8f077d12f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Is x他1人 | 作成日時：2018年2月23日 18時
