褒められないと出られない部屋【桂小太郎】�� ページ33
褒められないと出られない
【桂小太郎】��
桂「あと───な所とか、
───や、──な時も素敵で、」
いやいやいや何これどういう状況？
私屯所で飲んでた筈では？
何でここに、記憶ない、というか
え？まじで何？
なんで褒め倒されてんの？
酔い冷めたんだけど!?
んでなんでそんなに
真剣な顔で語れるの。
『か、桂さん。もう良いですから…』
桂「何を言う、まだまだ
言いきれてないぞ。
第1、扉がまだ開いてない。」
『でも、』
桂「…どうした？俺はA殿に
普段されている事を返しただけだが。」
にやにやしてこちらを覗き込む
桂さん。う、と口を噤むと
また楽しそうに再開し始めた。
ただただ恥ずかしい、
という感情だけがぐるぐると回る。
よく言われること、私が気を
つけていることから、自分自身でも
気にしないようなふとしたことまで
ずっと褒められ続けて耳を
塞ぎたくなるが、先程手を
抑えられてしまったのでそれも出来ず。
『…桂さん、ほんとに…せめて
数秒でいいので黙、』
桂「それでまた初めからに
なるかもしれんぞ？」
『…っ』
桂「ふふん。続けるぞ。
やはり───な部分もそうだが
────の時がA殿は1番可憐だ。」
桂「それと、いつも小さい体で
ぱたぱたと動くのも実にかわ」
全てを言い切られる前にヒュッ、と
切っ先を桂さんの眼前で止める。
『桂さん。選んでいいですよ。』
『首と口、どっちが良い？』
桂「……」
『あれ？』
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
…と冗談はここまでにして、
割と本気で気絶してる様だ。
まあ本心は
7割位のつもりだったのだが。
こんなんで大丈夫か攘夷志士。
これどうしたら、と扉の方を見ると
ガチャ、と音が。
どういう基準で開くんだよ本当…
全く、と呟きながら桂さんの服を掴み、
引きずりながら部屋を出た。
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小雨(プロフ) - 清水さん» コメントありがとうございます!!個人的に甘めの話は距離感むっっずってなりながら書いてたのでそう言って貰えるとめちゃめちゃ嬉しいです😭✨ (12月16日 2時) (
レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
清水 - 耳攻めてる銀さん最高です！甘めの話読んでてニヤニヤしちゃいますw更新楽しみにしてます！ (12月15日 9時) (レス) @page47 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - pilu＠??教の女王蜂さん» コメントありがとうございます、リク承りました〜!! (12月11日 11時) (レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
pilu＠??教の女王蜂(プロフ) - リク失礼しまーす！神威と高杉さんで取り合ってほしいです！ (12月11日 11時) (レス) id: 3ac60231f8 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 、、。さん» コメントありがとうございます…!!モチベに繋がります、めちゃめちゃ嬉しいです😭✨これからも更新続けていきます💪🏻 (12月8日 18時) (レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雨 | 作成日時：2023年11月25日 8時
