ポッキーゲームしないと出られない部屋【坂田銀時】�� ページ11
ポッキーゲームしないと
出られない【坂田銀時】��
やばい。麻痺してたけど
なんか感覚戻ってきた。
ポッキーゲームって
こんな恥ずかしいものだったっけ
ただでさえ距離近いのにだんだん
顔近くなるし。
というかこれってどこで切るのが
正解なの？もう限界なんだけど
静かな部屋内にポッキーを
食べ進める音だけが響く中、
1人ぐるぐるとそんなことを考えていた。
銀「あ。」
パキ、と小さく音をたて、
半分も行かないところで
ポッキーが折れてしまった。
いつもの扉が開く音は聞こえない。
どうやらまだ条件達成では無いようだ。
達成のラインは何なんだよ、と思いつつ
新しいポッキーを取り出す。
『…すみません、
もう1回お願いします。』
銀「…おう」
パキ。今度は少し進んだ、ぎりぎり半分。
3回目。もう後少し、
と言ったところだろうか。
4回目、5回目…と何度も
失敗していく内に痺れを切らしたのか
「あー！」といらついたように
旦那がポッキーを取り上げた。
銀「下手くそにも程があるだろ。
大体な、ずっと甘くない部分
食ってる俺の立場にもなってみろよ！」
銀「何ですか甘党に対する新手の
拷問ですかコノヤロー！」
『…だって。これ普通に恥ずかしいです。
旦那は何ともないみたいですけど…』
銀「は…」
次の瞬間、いきなり私の口に
ポッキーを突っ込む旦那。
そのまま自身もぱく、と咥えた。
明らかに先程より食べ進める
ペースが早い。近くなっていく
距離につい顔を離そうとした。
だが逃がさない、とでも言うように
腕と頭に手が回される。
ならばと慌ててポッキーを折った。
『旦、那待っ…何を…』
銀「チッ…」
ガチャ。
銀「お。扉空いたしもう良いよな」
銀「じゃ」
ちゃっかり残りの菓子類を持って
出て行った彼に置いていかれた私は
あの行動と舌打ちの意味を考えるのだった。
お姫様抱っこしないと出られない部屋【桂小太郎】�、�←ポッキーゲームしないと出られない部屋【坂田銀時】��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小雨(プロフ) - 清水さん» コメントありがとうございます!!個人的に甘めの話は距離感むっっずってなりながら書いてたのでそう言って貰えるとめちゃめちゃ嬉しいです😭✨ (12月16日 2時) (
レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
清水 - 耳攻めてる銀さん最高です！甘めの話読んでてニヤニヤしちゃいますw更新楽しみにしてます！ (12月15日 9時) (レス) @page47 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - pilu＠??教の女王蜂さん» コメントありがとうございます、リク承りました〜!! (12月11日 11時) (レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
pilu＠??教の女王蜂(プロフ) - リク失礼しまーす！神威と高杉さんで取り合ってほしいです！ (12月11日 11時) (レス) id: 3ac60231f8 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 、、。さん» コメントありがとうございます…!!モチベに繋がります、めちゃめちゃ嬉しいです😭✨これからも更新続けていきます💪🏻 (12月8日 18時) (レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小雨 | 作成日時：2023年11月25日 8時
