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「ねぇ、竜ちゃんこれ食べて！」
「もーなっちゃんすぐ好き嫌いする」
夏だしバーベキューしようよなんて竜生の提案で、うちの庭に集まったのはいつもの人たち。
ただ、やっぱり竜生にべったりななっちゃんの姿にだいぶ萎えてる湧と、
『颯太？』
「ん〜？」
『…めずらし』
いつもだったら湧の隣で湧よりどんよりオーラを放ってるはずの颯太は、なぜかご機嫌で私の横でマシュマロを焼いてる。
てか、マシュマロ早くない？普通最後網とか退けてからやらない？？
『湧、』
「もー深きょん帰ってきたら結局これだよ」
『なっちゃん、竜生のこと大好きだもんね』
まあ、ラブかライクか知らないけど。
なっちゃんがお皿に乗せた大量のピーマンを、割り箸で竜生の口に運ぶから、湧の溜め息は止まらない。
「A、おれも食べる！ピーマン！」
『えぇ。なっちゃん、颯太もピーマン食べたいって』
てかマシュマロとピーマン食べ合わせ悪すぎでしょ
「ちがう、Aにいってんの、おれ！」
『あー、はいはい。わかったわかった』
「…うっちーくん、どうしたの？」
「最近そーちゃんずっとAにあんな感じだよ(笑)」
「平塚に取られんのがいやで、Aに幼児退行攻撃してんの(笑)」
颯太の口に生焼けのピーマンを押し込めば、生焼けなのにやたらニコニコしてる颯太はなんだか楽しそう。
「…平塚くん、ね」
「あれ、竜ちゃん翔馬くんのこと知ってるっけ？」
「うん、昔おなじチームでサッカーしてたから知ってるよ」
「最近ね、A、翔馬くんといい感じだから」
ふーんって竜生の声がして、そっちを振り向けば、何やら難しい表情を浮かべて腕を組む竜生の姿。
首を傾げれば、ふわっと微笑んで、お母さんにそっくりな顔をするから、なぜだかちょっぴり泣きそうになった。
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まけも(プロフ) - アオさん» そうだったんですね！なにも知らずにごめんなさい。更新頑張ってください！応援してます (2020年12月20日 22時) (
レス) id: 497e0e2192 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - 名無し4992号さん» ありがとうございます！ただいま準備中ですので整い次第公開致します。しばしお待ちくださいませ。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - まけもさん» ありがとうございます！ただいま準備中ですので、公開までしばらくお待ちくださいませ。 (2020年12月20日 22時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - なあさん» ありがとうございます(;_;)引き続き更新がんばります(;_;) (2020年12月20日 22時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
名無し4992号(プロフ) - アオさんの作品とてもだいすきです！！いつも更新をドキドキ待っています！移行してパスワードがかかっているんですがどうしたらいいでしょうか？ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 235e220f18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作成日時：2020年12月13日 21時
