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深田としゃがみこんだままそんな話をしていれば、誰かの気配を感じて、思わず振り返る
「そー、ちゃん…」
出口を見つめたまま、呆然としてうっちーの名前を呟くミユキの姿。
きっと、あいつを放置で先輩に駆け寄っていくうっちーの姿なんて、初めてのことで、
あいつのことが目に入ってないうっちーなんて、今まで有り得なかったから。
皇「…そろそろ内村離れしたら？」
「川��くんには関係ない」
皇「いつかどっちも失うよ」
深「ちょ、皇輝くん。…ミユキちゃんも、さっきボール当たってたでしょ？大丈夫？」
深田の言葉には返事すら返さず、体育館の隅にスタスタ歩いてったミユキは膝を抱えて座ると不機嫌そうに眉をひそめた
深「…皇輝くん、きついよ(笑)」
皇「ああでも言わないと、あいつはずっとあのままだろ」
深「まあ……モテる男は大変だ」
ミユキの姿に苦笑いを零す深田は、おちゃらけたようにそう言って、
今日の部活絶対機嫌悪いよ、ミユキちゃん。
なんて笑った。
結局授業が終わっても、昼休みになっても戻らないうっちーに、ミユキの顔はどんどん歪んで、本当にどうしようもない。
そんなんじゃいつかひとりになってしまうなんて
考えればわかる事、どうしてわからないんだろう。
思わず零した溜め息は、誰に拾われることもなくクラスメイトたちのざわめきにかき消されて溶けた。
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アオ(プロフ) - もちゃさん» ありがとうございます！続編でも、楽しいをお届けできるよう、更新がんばります(^^) (2020年11月22日 1時) (
レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます！続編公開致しましたので、ぜひ楽しんで頂けたら幸いです(^^) (2020年11月22日 1時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - まるさん» コメントありがとうございます。続編公開致しましたので、ぜひ楽しんで頂けたら幸いです(^^)嬉しいコメントにお応え出来るよう、続編の更新もがんばります！ (2020年11月22日 1時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - S_uchimura**さん» 無事に続編公開致しました！いっぱい感想ありがとうございます(^^)うれしいです！読者様のお声を励みに続編の更新もがんばります！ (2020年11月22日 1時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - kisaさん» 続編でも、平塚くん、内村くん共にたくさん活躍させる予定ですので、楽しんで頂けたら幸いです(^^)コメントありがとうございます。 (2020年11月22日 1時) (レス) id: 72f4fb8b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作成日時：2020年11月18日 22時
