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これは完全に遅刻、だと思っていた
さっき見た校門横の時計は8時35分
だから普段はありえないくらいに猛ダッシュして教室のドアを勢いよく開けた
バンッ＿＿＿＿＿＿
その音にビックリした人達の視線がこちらに向く
「「…でさ〜さっきの続きがさ…」」
一瞬でその視線はなくなり、自分の席へと座る
席に座って乱れた呼吸を整える
周りをよく見ると、まだ半分ほどの席が空席だった
しばらくすると入り口からユラが入ってきて、
YR「Aーー！」ガバッ
「ユ、ユラ…。おはよ、重いよ…」
YR「おはよー！よかった！同じクラスだよ！Aは相変わらず来るのが早いねー！」
なんて言うもんだから、
「遅いのはユラだって。ほら、15分も遅刻。」
私だって遅れたんだから＿＿＿＿＿＿と話したら
YR「えっ、でも今日は9時からだよ？始業式だし」
始業式はいつも9時からでしょ？とユラが言い終わる前に
ああ、またやらかした＿＿＿＿＿と
顔が熱くなった
YR「すごーい、Aがこんなミスするの初めてみた〜！A可愛い！」
やめて、ユラ
私今ものすごい恥ずかしいんだから
あんな猛ダッシュしちゃって
あんな勢いよくドアを開けちゃったんだから
「うぅ…」
ほんと、穴があったら入りたい気分だ
"普通の毎日が過ごせれば…ね…"
そう呟いたことを思い出す
いつもならこんなミスしないのに
もしかしたら、これから今までになかった日常が始まるのかも＿＿＿＿＿＿
面倒くさい、恥ずかしい
そう思いながらも
どこかでドキドキしている自分がいることに
私はまだ気付けなかった
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しず(プロフ) - あいなさん» ありがとうございます！面白と言ってもらえて、とても嬉しいです！頑張りますね！ (2017年11月29日 6時) (
レス) id: f30683852b (このIDを非表示/違反報告)
あいな(プロフ) - めっちゃ面白いです！！続きが気になる！更新楽しみにしてます！ (2017年11月24日 6時) (レス) id: f4602ce5ac (このIDを非表示/違反報告)
しず(プロフ) - リエさん» ありがとうございます！頑張って更新していきますね！ (2017年11月23日 21時) (レス) id: f30683852b (このIDを非表示/違反報告)
リエ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ドギョンス先生すでに最高です応援してます！！ (2017年11月23日 18時) (レス) id: a7e3b077a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しず | 作成日時：2017年11月18日 14時
