Fragile Girl (ページ16)

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＃１６ページ16

樹さん、大我さん、高地さんと次々食べ終わって席を立つなか、ジェシーさんは食べ終わっても飲み物やらお菓子やらを取ってきて食べては話しかけてくれた。

ジ「学校は楽しいですか？」

「楽しくは…ないですけど、嫌でもないです。」

ジ「休みたい時は言ってくださいね？他にも何でも言ってください、遠慮しなくていいです。」

「…はい、」

申し訳ないくらい上手く会話できなかったけど、久しぶりに人と話してちょっとすっきりした。

ジ「あと、あのカフェ、A様が行こうとしてた…」

「…？」

ジ「今度、行きませんか？相手は私とになってしまいますが、」

「…行きたい、です、」

ジ「後で行ける日教えてください」

「委員会がある木曜日以外なら、いつでも…」

ジ「わかりました。」

私とあのカフェに行くの、ジェシーさんは嫌じゃないのかな？でも、あの時カフェに行けなかったことをちゃんと覚えていてくれて、他の人にはダメって言われた外出を許してくれて、優しいなって思った。

ーー

樹「…ジェシーなんか甘くね？、あいつにカフェ行ってる暇なんてねーのに、」

高「だろ？ありゃ相当だな」

京「え、何？何が甘いって？」

高「坊っちゃんは知らなくていいのー。」

樹「ハハ！きょもには分かんないか〜(笑)」