5話 ページ6
ショッピングモールに着けばCHANELやJILLSTUARTでコスメを買ってから、カフェに行く。
可愛いパンケーキを頼んで、オレンジジュースを飲んでいれば知ってる髪色をしてる男の人と目が合う。
(ぇ…うそ、あの人って)
間違えるわけが無い、相手の方も私を見て驚いた顔をしてる。
坂田｢ぇ…みあてゃちゃん…やんな？｣
『は、はい…』
バレないように小声で頷く、相席いいかと言われて頷きながらも、再度目の前に座る推し様…さかたんを確認する。
(やばい、やばい…カッコイイ)
今日のメイク乗りが良かった事に感謝しながら、目の前に座って顔を赤くしてる、さかたんを見つめる。
可愛い…カッコイイ、完璧プライベートの推し様。
坂田｢…ぇぇ｣
『ぇ…？』
ふと目が合えば何かを呟いてる、さかたんに首を傾げれば照れたように笑いながら｢かわええな｣と言われた。
その瞬間、涙が溢れ出る。
坂田｢ぇ！？い、嫌やった？ごめんな？｣
『ちが…くて…、嬉しくて』
頑張った事が全て認められた瞬間、フォロワーに褒められても何しても心は動かなかったのに、さかたんの一言で私の心は満たされた。
可愛く生まれたからって努力しないと、宝の持ち腐れになる…それに気づいたのは中学の時。
その時からずっと美容にも日焼けにもメイクにも努力を費やしてきた、高校になったらバイトも必死にして服とかを買ってた時期もあった。
ある程度、自分を好きになれた時にはパ○活を初めてお金に困らなくなったけど。
『…さかたんも、カッコイイ』
坂田｢あ、ありがとう｣
付き合いたてのカップルのような会話、そんなくすぐったい会話も楽しい、2人のパンケーキが届く頃には気まずさも無くなって楽しく話が出来た。
結成当初から推してるだけあって認知されてたみたいで、自撮りとかも見た事があるから覚えててくれたみたい。
アンチたちに言いたい…。
私は推しに認知されて、いま一緒にパンケーキを食べてる。僻む暇あるなら努力しろ…ざまぁw。
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シオン - 強い！でも、ネットに限らずこういう生き方（自分で自分を愛する）って大事ですよね。私も自分の顔は好きではないけど楽しんで生きているその生き方は好きだから人生やっていけてると思ってますし…自分への考え方って大事ですよね！ (2022年10月24日 18時) (
レス) @page5 id: 3ff5e2db98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリンター | 作成日時：2022年10月21日 18時
