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「え？誰に？」
「ですから、皆さんです。」
数秒の沈黙のあと、廊下が揺れるくらいの大きな声が聞こえた。
「お、俺らに？」
「はい。深夜枠の6週連続ドラマです。」
喜び方は六者六様。ジェシーさんの目にはうっすら涙が溜まっていたし、森本さんはずっとにこにこしていた。
「俺たちに、ちゃんと務まるかな。」
不安そうに本音を零した�眞呂気鵝�
「このグループにしかやることができないから、オファーがきたんです。
大丈夫、あなたたちなら絶対できます。」
「やっぱり、Aちゃんは頼りになるね。」
「そう、ですかね。」
どんな形であれ、役立てていることは嬉しい。
またにやけそうになる顔を押さえながらわいわいと騒ぐ6人を私は眺めていた。
また、羨ましいと思った。
こうして、何かが決まったとき肩を抱いて喜べる仲間が身近にいること。
自分がよければそれでいいと自己中心的な考え方を持ち、友だちや仲間を作ろうとしなかった私がつくづく馬鹿だったと思う。
友だちになろう、そう声を掛けてくれてもそれを振り払っていたのは私だ。
あのときの私は何て幼稚だったんだと思い出すだけで苛々する。
「Aちゃん、台本は？」
「まだです。恐らく1週間以内には手に届くかと。」
「もうさ、超楽しみだよね！」
「はい。」
私に笑いかけてくれた森本さんに、私も笑い返した。
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ミスト(プロフ) - めちゃんさん» コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい、すみません。他担の方にも楽しんでいただけてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年8月23日 21時) (
レス) id: 8f2ed3f874 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - くま。さん» コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい、すみません。ご心配ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月23日 21時) (レス) id: 8f2ed3f874 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃん(プロフ) - いつも更新有難うございます。スト担じゃない私ですが、面白いと思います！体調には気を付けてくださいね〜！！ (2020年8月19日 22時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
くま。 - 沢山更新されていて嬉しいです！でも無理なさらないでください！！これからも楽しみにしてます(^-^) (2020年8月18日 20時) (レス) id: 8ad60fd805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト | 作成日時：2020年8月16日 0時
