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「あなたは�盒�Aなんかじゃないでしょ？」
ねえ、漆戸Aちゃん。
あのとき以来流していなかった涙が、つうっと頬を流れた。
私の手を握る彼女の手を振り払う。
「…誰から聞いたの。」
「えー？色んな人ぉ。」
心底楽しそうな顔。
あの出来事に全く無関係の彼女がすべて知っていることが、すごく怖い。
「まさかあなたが事件を引き起こしたなんて…誰も思わないよねえ。」
言い返す気力もなくて、私はただ彼女を睨みつけていた。
「ああ、その顔…！」
興奮状態にある浜名さんは、私を抱き締めた。
その服から、とても懐かしい香りがした。
女性らしい、甘い香水の匂い。これは、
「大丈夫、Aちゃんは頑張ってるよ。ユーリは全部知ってるからね。」
『大丈夫よ、Aの頑張りは私が全部知ってるからね。』
浜名さんの姿と、あの子がダブって見える。
そうだ。この香水の匂いも、彼女のものだ。
「サエカ…？」
「ううん、そいつはもういないの。Aちゃんが一番よく分かってるでしょ？」
ドアを外から激しく叩く音がした。
でもその音がどこか遠くから聞こえる気がする。
頭がぼーっとして、難しいことはなにも考えられなくなっていた。
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ミスト(プロフ) - めちゃんさん» コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい、すみません。他担の方にも楽しんでいただけてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年8月23日 21時) (
レス) id: 8f2ed3f874 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - くま。さん» コメントありがとうございます。返信遅くなってしまい、すみません。ご心配ありがとうございます！頑張ります！ (2020年8月23日 21時) (レス) id: 8f2ed3f874 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃん(プロフ) - いつも更新有難うございます。スト担じゃない私ですが、面白いと思います！体調には気を付けてくださいね〜！！ (2020年8月19日 22時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
くま。 - 沢山更新されていて嬉しいです！でも無理なさらないでください！！これからも楽しみにしてます(^-^) (2020年8月18日 20時) (レス) id: 8ad60fd805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト | 作成日時：2020年8月16日 0時
