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『ねえ、A！私、舞台の上に立っているAが一番輝いてるって思うの！』
『Aの演技は世界で1番すごいよ！』
きらきらとした幼い子のように笑う彼女。
穢れを何にも知らないその子は、闇を知った私の横で明るい未来を描いてた。
けど、
『私、もう無理だ…』
闇を知ったその子は、やがて私の手が届かない場所まで堕ちてしまった。
その姿が、いまの森本さんとどうしても被ってしまうのだ。
大好きな彼女の、たった1人の親友の手を握れなかった私。
ずっと後悔していた。
助けられなかったこと、助けを求めていることに気づけなかったこと。
もう二度とそんな過ちを繰り返さないように、今度はしっかりと手を握るんだ。
離れないように、離さないように。
「おはようございます、森本さん。」
「…あ、おはよう。」
やはり、どこか上の空。
これでも仕事になればぱちっとスイッチが入るんだけど。
大きな車を運転し、目的地を目指す。
途中で止まった赤信号、ふと隣に視線を移せばどこを見ているのか分からない目をしていた。
「…森本さん。」
「ん？なに？」
にっこりと笑った彼は、クマが目立っていた。
「お疲れですか？」
「え？」
「ここ、跡すごいですよ。」
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ここあ(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (2020年8月11日 3時) (
レス) id: e9acde96bc (このIDを非表示/違反報告)
PaSO(プロフ) - 毎回楽しく拝見させてもらっています。これから先、主人公の物語とSixTONESの物語がどう交錯するのか楽しみです。 (2020年7月31日 13時) (レス) id: 7d5749620b (このIDを非表示/違反報告)
ルル - とっても面白い！主人公がかっこいいです。文章の作りも分かりやすいです。更新楽しみにしてます (2020年7月29日 14時) (レス) id: a1ba471b47 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - とても面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年7月28日 16時) (レス) id: a16372e998 (このIDを非表示/違反報告)
9X9XGkELU2jFo1w(プロフ) - 凄い面白いです！ (2020年7月23日 9時) (レス) id: 2e83991e41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト | 作成日時：2020年7月14日 11時
