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「通ったよ。」
通っちゃったよ。
しかもただのカフェじゃなくて、大正浪漫喫茶。
うちのクラスには手芸部の子が多いらしく、その子たちが衣装を用意してくれるとの事。
私も裏方に回ると手を挙げたが、バイトしてるからと訳の分からん理屈を述べた慎太郎くんにより私は接客に。
なんだバイトしてるからって。
他にもいるじゃん、バイトしてる子。
けど決まったものは仕方ないし、いまから私がなにか言ったところで意見が覆る確率はほぼ0%に近い。
優吾くんに連絡したところ、協力してくれるとの事だったのでとりあえずは安心だ。
「…ふう。」
放課後、決まった必要事項をノートに記入し終わった頃にはもう日は落ちかかっていた。
ジェシーくんは用事があるからと、申し訳なさそうに帰っていったから今日は一人。
あとはこれを先生に提出して、帰るだけ。
今日はバイトもないし、早く帰ってゲームでもしようかな。
「あ、いた！よかった！」
「っ、へ？」
「俺だよ、慎太郎！」
「びっ、くりしたよ、もう…。」
前のドアからひょっこり顔を覗かせた慎太郎くん。
よ、と片手を挙げた慎太郎くんは部活終わりらしい。
「どうしたの？」
「まだAいるかな？って。
今日はジェシーもいないし、一緒に帰ろって思ってさ。」
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るん(プロフ) - コメント失礼します。すごく好きな作品です！更新楽しみにしてます！！ (2020年4月26日 23時) (
レス) id: 41fb097b0e (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - meggieさん» ありがとうございます！私もこんなお兄ちゃん欲しかったです(泣) (2020年4月19日 1時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
meggie(プロフ) - お疲れ様です！私も北斗くんのような兄が欲しかったです！妹想いだけど、ツンデレなところがすごく好きです。 (2020年3月25日 14時) (レス) id: 4d00454950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミスト | 作成日時：2020年3月11日 21時
