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「Aちゃんおはよぉ」
「あっ、安田くん、おはよう!」
安田はAに朝一番とは思えないくらいの完璧な笑顔を見せられ、軽くめまいがした。
かわいすぎるで、この子……。
亮がマジで惚れてもうたのもわかるわあ。
そんな思いと同時に、イジワル悪魔の黒安田がにょきにょき出てくる。
こんなかわいい子、いじめてナンボやろぉ?
「そろそろさぁ、安田くんて呼ぶんやめぇや。俺つまらん」
「ええっ」
いつもの口調と"僕"呼びを封印したら、案の定、Aは引いている。
本気で怖がってるんや、Aちゃんホンマにかわいい。
こんなことを心のうちだけで呟いている自分は、やっぱり悪魔か。
一応、普通ver.に戻しておこう。
「なーんちゃって!嘘やって〜」
ゆったりと、仏のように微笑みかける。
「Aちゃんたらマジメ〜」
すると、Aの頬がふっとゆるんだ。
「もう、なんなん安田くん、ありえへーん」
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ぷうり - 頑張って下さい(⌒▽⌒) (2016年4月6日 16時) (レス) id: 55a7ed3532 (このIDを非表示/違反報告)
☆*:.。.楓.。.:*☆ - 応援してます! 頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2016年4月5日 22時) (レス) id: 443f7e83fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青jam | 作成日時:2016年4月4日 19時