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♯14 ページ14
Aは部活がない日は、学校が終わるとまっすぐに家へ帰る。
常識人だから寄り道などはしない。
この日、Aは見慣れた道のなかに、見慣れないものがあるのに気がついた。
それは、団地の陰になっているせいで昼過ぎでも暗い広場でベンチに座っている、ひとりの不良だった。
上はゆるゆるのパーカー、下はだぼだぼのズボンをはいていて、フードを被っていて背が向けられているから、顔や髪色は分からない。
見た目だけ言えばザ、不良だ。
しかし、この不良にはおかしいところがあった。
歌っている。
しかも、上手い。
Aは彼の歌声に引き込まれた。
決して健全な人ではなく、本来なら避けているはずのタイプだが、Aは彼から目を離せなくなった。
不良、なのに歌が異常に上手い、こいつは何者？
「あ」
不良がAに気づいたせいで、歌がサビ前で切れた。
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ぷうり - 頑張って下さい(⌒▽⌒) (2016年4月6日 16時) (
レス) id: 55a7ed3532 (このIDを非表示/違反報告)
☆*:.｡.楓.｡.:*☆ - 応援してます！ 頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年4月5日 22時) (レス) id: 443f7e83fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青jam | 作成日時：2016年4月4日 19時
