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１１． ページ11
『おはよう。』
朝起きると母も照さんも揃っていた。
『ごめん遅くなって。』
二人を待たせてしまったと思うと申し訳ない。
「俺はさっき起きたところ。」
まだ眠そうな目をした照さん。
そんな彼が可愛く見えた。
認めたくなくて、私は熱でもあるのかと、おでこに手をあてた。
「熱でもある？あつい？」
私の不審さに気がついた照さんも、私のおでこに手をあてた。
『大丈夫ですよ。』
「ほんとに？」
何かあるといつも両手を握ってくれるあたり、心配性なのがわかる。
『ほんとだから。』
眉を下げて見つめてくる彼は子犬のようだった。
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shugenki0124(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年8月24日 13時) (
レス) id: ea3d0faaf7 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年8月21日 16時) (レス) id: c6696da2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2019年8月21日 15時
