イケメンヨジャアーティストの正体２ (ページ18)

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楽屋で順番にメイクをしてもらい、

僕は最後の方だったので大人しく待っていると

先に終わったヘチャンとジョンウがAの楽屋に行きたい、と騒ぎ出した。

僕だって行きたいよ…という気持ちをグッと堪え、保護者2人をつけて送り出した。

ヘチャンたちがAの楽屋から帰ってきて、

僕たちの楽屋に賑やかさが戻った。

Aのメイクさんにゲンコツされたらしく、

頭を押さえ、ブツブツ文句言いながら入ってきた。

…大丈夫？

HC「テヒョンイヒョン！今度Aヌナと出かける約束しました！行っていいでしょ？ねぇいいよね？やったー！」

TY「…何も言ってないのに完結しちゃった…」

JW「ヒョン！ぼくも一緒に行きますから！2人きりにはさせませんよ！」

いいな、僕も一緒に出かけたいな…

最近はカムバの準備で忙しくて、デートはもっぱらAの家。

忙しいのもわかってるから、なかなか出かけようとも言いづらかった。

家もゆったりできるし、くっついても何も言われないから好きだけど、

Aと行きたいところ、たくさんあるんだよね。

今日の公園も、のんびりできて良かったな、

Aも好きそうだから連れて行ってあげたい。

あと喫茶店のおじいさんのところにも顔出しに行きたいし。

まぁマンネたちを羨んでもしょうがないと思いつつ、

なんだかモヤモヤした気持ちを払拭できないでいた。

JY「そういえばA遅いな」

YT「あとで楽屋行く言うてたよな？そろそろちゃう？」

JW「ていうか今日のヌナめっちゃ可愛かったよね〜！僕今度のハロウィンヌナのコスプレしようかな」

HC「たしかにヌナのミニスカは攻撃力がヤバい。え、ヒョン、ミニスカ履くの？それはほんとやめたほうがいいよ」

TY「………ちょっと迎えに行ってくる」

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