【忍足侑士】護ったるから…【禁戒】 (ページ38)

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The HUNDRED-TWENTY-NiNTH.. ページ38

～翌日～

………ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

A「あっ客だぁー。侑士ー？」

忍足「ちょお俺今忙しねん。出てくれへん？」

A「氷帝の人たちだったらどーすんのよ？」

忍足「いやいや、まだ時間ちゃうから…宅急便とかとちゃう？」

A「はいはい…」

まったく。

嬉しいっつか、何つか…

コレって私がちゃんと忍足家に溶け込めてるってコト？

何でもポイポイ雑用押し付けやがって

妹とかいって…
ただのパシリじゃねーか！

ったく、メイドでも雇えばイイのに…

って、コレが一般人の普通か(笑)

A「はいはーい。今出ますよ～！」

ｶﾞﾁｬ……

？「おっす侑士！暇だったから早めに来てやったぜ！」

？「ちょ、向日さんうるさいです…」

？「日吉、そんなに言わなくても… ね？宍戸さんっ！」

？「ああ、激ダサだぜ！」

？「ふぁ～あ……眠ぃC～」

A「……………いやオイ。」

想定外にも程があるよオイ。

A「…オイ侑士ぃぃぃぃぃいいいい!?!?!?」

忍足「なんやもう、やかましいなぁ……(ｽﾀｽﾀ」

A「お前っ… お前完全に読み外してんじゃねーかッ!!」

忍足「ん？……あ。自分等…来るん早すぎやで、…はぁ」

向日「いいじゃねーかよ、それより…」

………ﾋﾞｼｨｯ!!

向日「この女誰だよ！」

A「うげっ、やっぱり……」

デスヨネー。

と、言わんばかりの展開

ホント好奇心旺盛で困っちゃうわ、このちっちゃい男の子…

一応、アレですね。
バレたコトはバレましたね。

ていうか、

以前皆さんとお会いしたコトありますもんね。

跡部邸で。

何にしても、樺地さんがいなかっただけで
助かったと思うべき？

きっと跡部についてったんだろうなぁ…

ま、今は
どう自己紹介するかって話ですな！

A「えっと、その、私は………」

忍足「みんな。…今まで隠しとって堪忍なぁ」

鳳「お、忍足先輩… この人、まさか先輩の…！」

A「いや、待っ、アレ？……ちょ、侑士!?」

忍足「このお嬢さんはな、俺の………」

A「おいコラ待たんかい！なに勝手に…！」

宍戸「ま、マジかよ忍足…」

A「あのっ………え？何この空気……」

忍足「………俺の、彼女や。」