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The HUNDRED-TWELFTH.. ページ21

-忍足SiDE-



〜翌日〜






忍足「ん…、んあぁ………」




なんや、もう朝か?
…ちゅうか ここどこ?俺の部屋?



なんで俺こんなとこにおんねん

どうやってここまで辿り着いたんや?


身体ごっつだるいし。







忍足「あ、服そのままやん。」




汗で引っ付いて気色悪い
なんでこんなに汗かいてんのやろ

俺昨日、何してたっけ……?






A「ガチャ)あっ…侑士!」

忍足「…A……?」

A「やっと起きたな!全然起きないから、このまま死んでくれるのかと思ってドキドキしてたぞ!」

忍足「どっからツッコめばええねん…!」

A「まあまあ、とにかく… 何があった?」

忍足「……………。」








何したか、って聞かれたら…




大して何もしてへん、ってのが
事実なんやけどな


結局、Aのことはばれてへんかったみたいやし






A「…ちょっと!ダンマリ禁止!」

忍足「はは、ただテニス付き合わされて、ごっつ疲れただけや…(ニコ」

A「なら別にイイけど……」

忍足「せやから心配せんといて〜」






ホンマ本来なら俺も、こないに疲れへんはずやってんけど


余計な感情のせいで
余計に疲労溜まってもうたんや…



ま、全部俺のせいなんやけどな(笑)






ちょっと前の俺なら、こんなことにはならんかった。




どこで俺は道間違うてしもたんやろ…?









A「…………侑士。まだ何か隠してるだろ?」

忍足「っ…!?そ、そんな訳ないやん」

A「ふぅーん…」









Aには言いたない。
言える訳もない。





俺の苦痛の最大の理由……







………跡部は、俺の知らんAを支配しとった。





俺にはまだ、Aの心の片隅にさえ 居場所はないんや







悔しかってん。


跡部だけのAがおることが





でもそんなん、Aと会った時から知っとった

変えようのない事実。




俺がAにとって
跡部以上の存在になれる日は、永遠に来ぇへんのや。





それを昨日、まざまざと感じさせられてしもた









はぁ… アホやな、俺

何が悲しいねん
なんでこないに悲しまなアカンねん


情けないわ……








全部、Aに深入りしすぎた






俺の責任やっちゅーねん。

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設定タグ:テニプリ , 忍足侑士 , 氷帝   
作品ジャンル:アニメ
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真羽(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました!続き楽しみにしてます!! (2020年10月5日 21時) (レス) id: 6384499bf5 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 続き楽しみにしてます! (2016年11月5日 19時) (レス) id: 47c184b8a6 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 続き_|\○_オネガイシヤァァァァァス!! (2016年10月26日 22時) (レス) id: 8083ff97dc (このIDを非表示/違反報告)
なつうう。 - 更新待ってます(^O^)/ (2016年6月27日 12時) (レス) id: 1c09116bcc (このIDを非表示/違反報告)
ジロー(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2016年1月2日 21時) (レス) id: f2aa0df0a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葵湯 | 作成日時:2013年9月29日 22時

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