【忍足侑士】護ったるから…【禁戒】

The HUNDRED-SiXTH.. ページ15

A「…………むーん…」

忍足「何やねんその鳴き声…」

A「だってヒマなんだもん。」

忍足「ほな映画でも見るか？」

A「えっ!?どんなん!?(ｷﾗｷﾗ」

忍足「ラブロマンスやで、俺のおすすめの…」


A「…キモい。」

忍足「な、なんで!?」

A「侑士がそういう系好きとか、キモい。」

忍足「おまっ…全国のラブロマンス好きの男に謝れや！」

A「いやそういう意味じゃなくて」

忍足「はぁ？」

A「侑士がキモい。」






ちょっと引いた

…と まではいかないけど
若干ビックリですわ(笑)


いやホント、
全然イイのよ？男がラブロマンス好きでも…

ただね、




え？侑士が？

……みたいな



何だろう。ギャップ萌え、ならぬ
ギャップ萌えない…的な。




最初はもっと、兄貴肌なのかな〜って思ってたんだけど


案外そうでもないみたいね





忍足「自分辛辣すぎるわ…」

A「とにかく侑士と見たくありませーん！」

忍足「え？嘘やろ？俺そもそもが嫌なん!?」

A「んなコトは言ってない(笑)」

忍足「はぁ…焦らさんといてや……」

A「侑士が焦りすぎなんだっつーの！」

忍足「やかましわ…ったく」




侑士のこの妙な自信のなさは、一体ドコからくるんだ…!?









ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ…



忍足「ん、電話や。誰からやろ…」






………ﾋﾟｯ






忍足「はい、忍足です。」

？「…やっと出たか。」

忍足「ええと、どちら様やろか？」









跡部「俺だ、…………跡部だ。」





忍足「跡っ……!?」



A「…ねー侑士誰からだったー？」

忍足「ちょっ…静かにしとき！後で教えたるから……！」

A「はーい」


跡部「…おい忍足。誰と話してんだ、アーン？」

忍足「あ、ああ。いやいや何でもあれへん。………何の用や？」

跡部「ちょっとお前に話がある。今すぐ俺様の家へ来い。」

忍足「はは、相変わらず勝手なやっちゃなぁ……」

跡部「勝手だぁ？…フッ、お前にそんなこと言われるとは思わなかったな」

忍足「どういう意味や？」





跡部「本当に勝手なのは どっちだ、アーン？」



忍足「…………え、」

跡部「じゃーな、早く来いよ。(ﾌﾞﾁｯ」







ﾂｰ ﾂｰ……………

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