【忍足侑士】護ったるから…【禁戒】 (ページ13)

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The HUNDRED-FOURTH.. ページ13

忍足「しゃーないやろ。俺は跡部と違うて庶民やねん」

A「あ、あはは。私も庶民だって！」

忍足「よぅ言うわ……」

A「あ！ご飯は私が運びますね～？」

忍足「…っ!?Aが、敬語使とる……やと!?」

A「………っあ」

驚いた

無意識だったけどまだ
私の中に『メイド』が残ってる…

やだな。早いトコ忘れよ

忍足「…ああ、Aは元メイドさんやったんやな。生意気すぎて忘れとったわ(ｸｽｯ」

A「あぁ!?」

忍足「ま、さっきのもあんまり誠意こもってへんかったけど(笑)」

A「ムカつく。」

忍足「はは、Aらしいわぁ…ほなら、せっかくやし………。
俺にご奉仕してぇな、メイドさん？(黒笑」

A「ご奉仕!?」

忍足「とりあえず、脚触らせて(真顔」

A「キモい。」

忍足「……すんません(涙)」

そう言えば、侑士って…
脚フェチ？なんだっけ

まったく。

私を触ろうなんて、百兆年早いっての！

こんなんでダイジョブなんでしょうか。私の兄者は…

顔は別に、

悪くない…ていうか、
全然ブサイクじゃない…ていうか、

フツーに

カッコいいし……/////

ま、別に言うほどでもないけどね！

A「…うん！侑士なんか、全然カッコよくないしっ!!」

忍足「はあぁ？いきなり何やねん…！」

A「あっ…いや、あの。その………/////」

忍足「？…なんで照れとるん？」

A「な、何でもない…！/////」

忍足「……そんな俯かんといてや。顔見えへんやん(ｽﾞｲｯ」

A「ば、ばかっ…！今私に近づくな……!!」

忍足「うわ、A…… 顔真っ赤。どないしたん？」

A「……………うるさい！」

忍足「お、怒らんといてや(汗)」

わかってない。このバカ。

いくら『妹』とはいえ
いくら『兄』とはいえ

一応私たち、まだ発展途上なワケですから

あまり大胆な行動は謹んでほしいんです。/////

忍足「……まあええわ。そんなことより、メイドの話聞かせてくれへん？」

A「は？何ソレどゆ意味？」

忍足「ほら、何かあるやろ？裏話的な…」

A「？」

忍足「なんや、ないんか？」

A「うーん…どんなんが裏話なのかわからん」

忍足「ほないっそ、跡部の話でもええで～(ﾆﾔﾆﾔ」

A「ﾋﾟｸｯ)…景吾……の？」

忍足「………………景吾？」