【忍足侑士】護ったるから…【禁戒】 (ページ26)

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The HUNDRED-SEVENTEENTH.. ページ26

A「うわっ！…は、離せよ！バカ!!」

忍足「嫌や！」

A「このっ、イイ加減に……！」

忍足「ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)いっ…行かん、といてっ…や……A………!!」

A「ゆ、侑士……!?!?」

忍足「ごめん、A…俺がっ、悪かってん……せやから…」

A「ちょ……」

忍足「行かん…とい、て………！」

侑士の涙で私の髪が濡れる
侑士の声が私の耳を撫でる
侑士の腕が私を包み込んで離してくれない

侑士がこんなコトするなんて、思ってもいなかったから驚き…ってのもあるけど

何でかな。

このままでいたい……

ソレにしても
また、泣かせちゃった……かな(笑)

でも今回悪いのは

全面的に侑士なんだからね……！

A「ば、バカっ、泣くなっての！」

忍足「A…、A……！」

A「うっさいな何だよ！」

忍足「ホンマに、ごめんなぁ…！」

A「…ふん、意味わかんないし/////」

忍足「A……もう一回、俺の妹に戻ってくれるか……？」

A「えっと…あ、そのー。………イイよ、別に。」

忍足「っ!!…あ、ありがとう……ホンマありがとう…(ｸﾞｽ」

A「おい汚ッ！涙拭け！鼻水も!!」

忍足「鼻水は垂らしてへんわアホ！」

A「ウソつけーーー！」

忍足「……ほな、帰ろ…か？」

A「お、おう！」

忍足「次は俺が自分を部屋まで運んだるわ(ﾆｯｺﾘ」

A「え？ちょ、え？」

忍足「ﾋｮｲ)……お姫様抱っこ。嬉しいやろ？」

A「え？全然嬉しくない。」

忍足「やかましわ！……ったく。ちょっとくらい、ときめけや…」

A「侑士キモーい！」

忍足「こっちは必死やっちゅーねん…」

A「はっは」

私をまた

捕まえてくれて、救ってくれてありがとう

…侑士お兄ちゃん。

なんつって(笑)

～忍足の部屋～

忍足「着いたで～」

A「見たらわかるよ～」

忍足「……何やねん自分…。お仕置きや(ﾁｭｯ」

A「ギャッ!!」

忍足「ギャッ!?悲鳴!?」

A「お前ふざけんなよイキナリビビんだろ！」

忍足「そんな叫ばんでもええやろ！ちょっとおでこにちゅーしただけやん…」

A「ちょっとじゃねーよ!!もうっ、降ろせ!!」